無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

これから必要な人材

これからの時代に必要な人材とは

今後日本が再成長していくためは、今までの既存の人材タイプやレベルでは達成が困難ではないだろうか。

例えば経営者人材は今までのようなマインドスキルセットでは、今でも通用していない。早急に改善しなければならない人材群の筆頭であろう。それから今後のビジネス展開には新たなイノベーションが必要になる。高度な技術を持った専門職人材が今とは想像つかないぐらい、その重要性を増すであろう。

特に理工系、システム系の人材は圧倒的に不足している。また社内における位置づけも不明確であり、労働市場に見合わない処遇を行っている。高度専門人材は今後の日本に欠かすことの出来ない人材群である。

このように各企業に共通する必要な人材も入れば、今後の日本の重要な業界で不足をしている人材に対しても何らかの手を打たなければならない。

例えば介護職がその代表になる。そして第一次産業も壊滅の危機であり、それこそ直ちに人材確保しなければならない。

 

経営者人材

現在の日本の経営者はほとんどが自社出身者であり、転職経験があまり多くない。そしてグローバルの経験をしている経営者は20%と非常に低い状況である。今後日本は内需が大きく成長するとは考えられず、そのためグローバル展開をしなければならない。

今後の経営者は新たな成長のシステムを構築しなければ実現しないだろう。一定の業務経験を経たのちに経営者人材の候補を選抜し、様々な組織へローテーションをする。また海外子会社勤務などグローバルな経験は必須である。そして経営者になるべくMBAレベルの教育をしなければならない。

こうして初めて取締役が誕生し、複数の取締役で切磋琢磨することによってCEOが育つ。今から着手すると早くて10年かかるだろう。その間社長は内部昇格ではなく外部招聘をするぐらいの覚悟が必要だ。いずれにせよ今までの経営者タイプでは他国に負けることが証明されている。

 

高度専門人材

新しいサービス、商品等を新たに開発するためには、高度専門人材が不可欠だ。また対外的な商品サービス開発だけではなく、社内の業務革新にもこの人材は必要である。

残念ながら日本では理工系の大学生は2割程度しかいない。中国に至っては50%を超えている。現在の労働市場でもこの高度専門人材の需要は極めて高い。しかし充分な供給ができない状態である。大学教育の改革とともに理工系人材を多く育てなければならない。特に女性は理工系人材の中の5%しかない。小学校からの教育に何か問題があるのかと疑うべきだろう。しかし需要側は待っていることができなく、そのため外国人の採用を進めることになる。

こうなると労働市場価格で採用しなければならない。また日本で働くことの魅力をより鮮明にすべきだ。当然社内も女性だけでなく外国人も含めたダイバーシティを考え実行することになる。こうなると今まで一律的な給与は一気に崩れることになる。また社内の雰囲気、文化も純日本人的なものであってはならない。いずれにしても高度専門職人材はすぐにでも必要である。

 

業界職種別の人材

今後も産業構造は大きく変わっていくことになる。現在あるビジネスモデル、業界そして職種なども構造変化とともになくなったり、新たなものができたり、現状のものが変更されたりすることが予想される。

しかし将来予測の中で指摘をされている人材が不足する業種、職種の代表格は介護職と第一次産業ではないだろうか。介護職の重要性は誰しもが理解している。しかしその理解もあと数年経つとより重要性が高かったと気づくだろう。現在の現役世代の親などの家族の介護が大きな社会的な問題になる。そもそも足りない介護職であるが今の介護のスタイルプラス現役世代の親の介護負担が大きくのしかかってくることになる。

次に第一次産業であるが、危機的状況を超えるレベルの状況といえるだろう。日本の食糧自給率は38%極めて低い水準で、人口が急速に増えている世界ではすでに食料が足りない状況にある。将来は奪い合いになるだろう。

これを防御するためには日本の食糧自給率を上げるというのが通常の考え方である。しかし100%の自給率になることを望むことはできない。そのため規模のメリットやテクノロジーを生かした食料生産で自給率を維持、向上させるとともに、日本のブランド食料を開拓開発すべきである。

100%がすぐに実現できないのであれば他国が欲しがる日本ブランド食料を持つことが一つの戦略である。この担い手である人材は、現在でも極めて高齢化している。5年~10年経過すると現在の担い手は退職し、従事者は半減するだろう。上記のような戦略的第一次産業構築のためには、圧倒的に人材不足の業界である。

 

強制力と神の手

企業と個人が雇用の契約を結ぶのは双方の意思によるものだ。もっと大きく見ると需要と供給が神の手によって決められているともいえる。

今後当然この企業と個人の合意による雇用は前提に起きつつ、介護や第一次産業などは何かしらの強制的要素や強い推奨がなければ日本の適正人員配置ができない。特に40歳以上の中高年に関してはそのまま自社で働くか他社に転職するか極めて優遇された条件で介護や一次産業に従事するかといった選択肢も検討に値する。

需給バランスが崩れた企業や業界は今までと同じ手法で人材を確保できない。新たな考え、アイディアで乗り越えなければ存続も危ぶまれる。

 

*YouTube番組DigDeep人事「これから必要な人材とは」を参照に執筆

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • 労務・賃金
  • 人事考課・目標管理
  • キャリア開発

経営、人事の分析を通じて、書籍や雑誌またYouTubeなどから、有益な情報をタイムリーに発信していく

様々なメディアで経営、人事に関する最新の情報や重要データなどを提供します。また有識者と意見交換をするなど、経営者や人事部門の最新の人事管理の理解促進に努めます。

林明文(ハヤシアキブミ) 合同会社HRMテクノロジー

林明文
対応エリア 全国
所在地 練馬区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

会社とメンバーの思いを繋ぎ、チーム成果を高めるリーダーの役割

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「会社とメンバーの思いをつなぎ、 チーム成果を高めるリーダーの役割」 について一緒に考えていきたいと思います。...

2024/11/26 ID:CA-0005735 リーダーの心得