自分で決断することと、他人に委任すべきことを区別しよう
新年度に入り、研修会場で多くの方々と接することが増えました。
こうした方々、最近は多く見受けます。
研修中でも、休み時間になったら電話をしている人。
休みが取れないことを、半ば嬉しそうに話す人。
人手不足もあり、プレイングマネジャーとして実務を抱えている管理職が増えていることを、実感いたします。
私は、「自分が決断すべきことと、他人に委任できることを区別しよう」と申し上げております。
「部下に仕事を任せると、失敗しそうで不安だ」
「自分がいないと仕事が回らない!」と思いたい 。
こうした心理が働くのも、やむを得ないと思います。
でも、仕事を任せていかないと、チーム全体としての効率が上がりません。
人事の方、部長職の方には、「研修中は会社に連絡しないこと!」と厳命して、研修に派遣なさっているケースもあります。
研修があるのは、前々からわかっていることだから。
ちゃんと準備をして、研修を受けるようにという指導をされています。
緊急事態で連絡すべきことがあったとしても、上司か部下が一旦受けておき、翌日に連絡すれば、ほとんどのことは事足りることを、ご存じなのです。
「他人に委任する」とは、部下に委任するだけでなく、上司や他部門にも委任していいのです。
新任管理職は、つい自分でチームの仕事をすべて抱えてしまいがち。
人に頼るのはいけないことだ・・・と無意識に思ってしまいがちです。
でも、チームとしてのアウトプットを最大化し、生産性を高めるためにが どうすればいいのか?
やはり、仕事を委任して、自分が決断すべき仕事に集中することだと思います。
- モチベーション・組織活性化
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現代社会は、仕事や人生のむずかしい決断を いろいろと抱える人が増えています。
「決断の軸」をしっかり持つことで、お悩みが解決できます。
「決断の軸」を打ち立てるお手伝いを通じて、ブレないビジネス上の決断、お客様が集まる会社、社員・スタッフが熱心に働き、メンタルダウンしない会社・職場づくり、後悔しない人生のお役に立ちます
高島 徹(タカシマ トオル) 株式会社決断力 代表
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