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何度注意しても改善しないときの関わり方ーメリット編

最近、新人や若手を指導するお立場の複数の方から似たようなご相談をいただきました。「何度注意をしても改善されない」というものです。その際「ハラスメントが気になって厳しく言えない」、「権利を主張される」という言葉もきかれ、指導の難しさからくる徒労感のようなものも感じられました。

改善されない内容は様々でしたが、そこには共通する要因が見られたので、今回はそのことについて触れてみます。

実は、ご相談くださった方には共通点がありました。それは、生真面目であることです。

生真面目な方は、組織が決めたことや上司や先輩から言われたことをきちんとやる傾向があるため、決めたことや言われたことをやらない人が、なぜやらないのかがわからない、という面があります。あるいは「一度注意を受ければわかるでしょう」という経験をご自身がしていることも多くあります。

そこで必要なのが「相手の立場になってみる」という視点です。

そこで、組織が決めたことや上司や先輩から言われたことをやらない人の側に立ってみたいと思います。
組織が決めたことや上司や先輩から言われたことをやらない人には大きく分けると2つの傾向があります。
1つは「メリットが感じられない」ので、今の自分にとって上回るメリットがあれば、そちらを優先する、という傾向です。もう1つは、「デメリットを知らない(気づいていない)」という傾向です。

今回は「メリットが感じられない」という傾向から関わりを考えてみます。

「遅刻を繰り返す」のはなぜ?
考えやすくするために「遅刻を繰り返す人」を一つの例にします。
何度遅刻を注意しても、最初は「申し訳ありません。以降気をつけます」と言い、それでも何度も遅刻してくるので対策を考える面談をしたりしても一向に改善されない。こういうケースがあります。

このようなケースがあったときに考えたいのは、「遅刻して注意を受ける以上のその人にとってのメリットは何か」ということです。

例えばその人にとってのメリットが「誰かに関わって欲しい」ということがあります。遅刻をすることで、上司や先輩が自分に対して時間を割いて関わってくれるので、遅刻をすることの方が、注意を受けることよりもその人にとってのメリットになります。つまり、遅刻すること<誰かに関わってもらうことーという状態です。
これは、好きな相手にちょっかいを出して、嫌われても注目を集めたいという心理作用と近い現象です。

そして、そのメリットは人それぞれ違うので、一つのやり方が他の人に通用するとは限りません

問題解決に向けた初手は「観察すること」
そのためこのようなケースで最初に必要なことは「観察すること」です。
その人が何にメリットを感じるのか、それを観察して把握します。

その際の観察ポイントとしては、その人が望んでいること、業務上の強み、伸ばすとよさそうな面に着目します。このような着眼点をもって観察していると、自ずと相手への関わり方も変わってきます。
関わり方が変わると、相手からの反応も変化が出てきます。

例えば「関わってもらいたい」がメリットだった場合は、注意を受ける以外に関わってもらえる余地ができるので、遅刻をする必要がなくなりますし、それ以外のことがメリットの場合は、「遅刻する真の原因」について話し合える余地が出てくる可能性があります。(例えば、お付き合いしている相手が夜勤で、夜中しか会話ができないので、その時間まで起きていて寝る時間が遅くなり朝が起きられないなど)

問題となる言動の背景には、人それぞれ異なる「メリット」が潜んでいる(しばし、本人が無意識である)ことが多いので、「メリットは何だろう?」という視点から観察するというアプローチをとることで、今までとは違う反応が得られることは多くあります。

今回は「メリット」の面をご紹介しました。次回は「デメリット」の面をご紹介します。

今直面している指導上の問題を抱えられている方は
講師に相談し「違う視点」で考えるようになることができるのもセミナー活用のメリットです。Six Stars Consultingでは、3月にオンラインのOJTリーダー(指導者向け)セミナーを開催します。ご質問時間なども豊富に設けておりますので、是非ご活用ください。

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組織のミドル層(30代~40代)を、5年先のリーダーへ

ミドル層(30代~40代)を、組織の5年先のリーダーへ育成することを通じ、組織がお客様や地域社会から「なくてはならない存在」となるお手伝いを致します。
特に、経営層のご意向と現場の実情を鑑み、成果が上げられるよう企画~運営まで対応致します。

原田 由美子(ハラダ ユミコ) 代表取締役(人材育成コンサルタント、キャリアコンサルタント/国家資格)

原田 由美子
対応エリア 全国
所在地 横浜市中区

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2025/02/19 ID:CA-0005875 リーダーの心得