無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

研修成果を上げるには「タイミング」が重要ー研修企画のポイント

7月からの猛暑で徐々に疲れも溜まってくる頃です。疲れが溜まると、集中力が低下し普段ならしないようなミスが出たり、気持ちに余裕がなくなり、些細なことでイラだったり、反対に落ち込んだりします。

ただ人は、ミスや失敗、感情の浮き沈みに意識を向けますが、その原因である「猛暑で疲れていること」に意識を向けることはほとんどありません。そのため、本来であれば「猛暑時期の疲労対策」をすべきところを、意識や作業工程、コミュニケーションの問題として捉え解決を図ろうとします。

そして、その解決方法は多くの場合「責められた感」や「やらされ感」あるいは「的外れな対策」になり、あまりいい結果が出ないことを、長く人材育成に携わる中で経験してきました。

新入社員~若手がメンタル疾患に至りやすい背景
以上は、夏の限られた時期のお話ですが、少し長い期間でみると、2020年~2023年までの新型コロナウィルス感染症(COVID-19)による「行動制限」を受けたことによる様々な問題がここ数年現れてきているように思います。

例えば、ここ数年で入社している若手社員のメンタル疾患あるいはメンタル疾患に至りやすい予備軍の割合が増えている、という話を、複数の企業の人材育成担当者から伺っています。実際に、新人~若手社員に接してみると、人間関係形成力とメンタルタフネスに個人差が大きくなっており、従来通りの育成では、人間関係形成力とメンタルタフネスの度合いが低い層への時間のかけ方、内容としては不十分であると感じます。

しかし、企業が研修として場を設けるには限度があるので、OJTの中でサポートしてもらいたいところですが、人間関係形成力とメンタル面へのアプローチは、OJT担当者がサポートするには意識・知識・スキル面の訓練ができておらず、OJT担当者から見れば「荷が重い」と感じることでしょう。

新入社員~若手社員が落ち込みやすいタイミングと要因を捉え対応する
では、どうするべきか。
新人・若手が「落ち込みやすいタイミング」をしっかり捉え、よくある落ち込み原因に合わせたテーマで短い時間でも構わないので場を設け、視点を変えて考える機会を設けていくことが有効と考えます。
ここでは、新入社員の秋の状態を例に考えてみます。
 

上記イラストは、入社から約1年間の新入社員のモチベーションを捉えた図です。

夏から初秋にかけては、徐々に仕事を任されるようになり、暑い中でも比較的モチベーション高く取り組む方が多いです。しかし秋口にはいると、夏の疲れが出てミスが出たり、上司や先輩と自分の仕事の出来の違いが目に付くので、「上司や先輩のようにできない」や「期待に応えられていない」と感じて落ち込みやすくなります。

このようなタイミングに有効なのは、
・夏の疲れが出やすい時期であるため、ミスや失敗を自分で責めたり落ち込まなくてもよいこと。
・ミスや失敗が出はじめたら意識的に食事や睡眠をしっかりとるように生活習慣の見直しを促すこと。
・夏前と比較してできるようになったこと、成長できたことを確認し、自信をもってもらうこと。
などです。

もし、上記のような働きかけをしないでおくと、表情が暗く元気がなくなる、何事にも消極的になる、言われたことしかしなくなる、一人でいることが多くなる、休みがちになるなど、メンタル疾患や離職に至りやすい兆候が出始めます。

上記兆候が「あてはまる」と感じられた方へ
入社時教育~入社3年目程度の研修、職場で直接新入社員の指導にあたるOJT担当者とその上司への働きかけを見直すタイミングです。

見直すことができると、メンタルや人間関係の問題に至りやすい要因を低減する効果があるため、新入社員はもちろん、育成にあたる先輩・上司にとっても、余分な心配をする必要がなくなります。

このように、タイミングに合った施策を講じることで、メンタルや人間関係に至りやすい問題を低減する効果があります。今後の施策を講じる際の参考になれば幸いです。

なお、Six Stars Consultingでは、新人や若手を対象とした研修を担当することの多い、新任人材育成担当者を対象に、「新任人材育成担当者セミナー(オンライン)」を開催いたします。この機会をご活用ください。


 

 

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • チームビルディング

組織のミドル層(30代~40代)を、5年先のリーダーへ

ミドル層(30代~40代)を、組織の5年先のリーダーへ育成することを通じ、組織がお客様や地域社会から「なくてはならない存在」となるお手伝いを致します。
特に、経営層のご意向と現場の実情を鑑み、成果が上げられるよう企画~運営まで対応致します。

原田 由美子(ハラダ ユミコ) 代表取締役(人材育成コンサルタント、キャリアコンサルタント/国家資格)

原田 由美子
対応エリア 全国
所在地 横浜市中区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン