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3月対応
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新入社員の配属決定・配属
新入社員の配属先は、本人の希望のほか、面談や適性検査の結果、新入社員教育時の状況、各部署・部門からの要請、中長期的な経営計画など、多角的な観点から決定します。本人に配属の趣旨・背景などの説明を行った上で配属し、一定期間後には面談を実施するなど、ミスマッチを起こさないためのフォローが欠かせません。
主要業務
(1)配属計画案の策定
・部門別の要員計画、現場からの要員希望・欠員状況などから、新入社員の配属計画案を作成する。配属は新入社員研修の終了後になるため、研修期間中に本人の希望を聞く機会を設けた上で配属計画の最終案を作成する方法もある。
(2)本人の要望確認、配属の説明
・新人の定着・活用、早期離職防止の観点から、配属は部門の希望だけでなく、適性を踏まえた上で、可能な限り本人の希望を聞くことが求められる。
・配属部門(仕事内容)について強い希望がある新入社員が希望通りに配属されなかった場合、ケアを丁寧に行う。配属される職場や仕事への興味・関心を高めることで、理解・納得につなげる。
(3)異動・ジョブローテーションの実施
・本人にとって不本意な配属だった場合、その後の異動・ジョブローテーションによって適性配置を行うことで、本人のスキルやモチベーションが向上し、職場の活性化・生産性向上につながることがある。
3月中の主な業務
- 賃金
- 退職金支払いの手続き
- 労使関係
- 春季団体交渉の実施
3月のその他の業務
- 3月10日(金)
- 給与所得者の特別徴収住民税納付 [提出先:従業員各人在住の市区町村役場]
- 外国人雇用状況届出書の提出(雇用保険の一般被保険者である場合) [提出先:公共職業安定所]
- 源泉徴収所得税の納付 [提出先:税務署]
- 雇用保険被保険者資格取得届の提出(前月以降に採用した労働者がいる場合) [提出先:公共職業安定所]
- 3月31日(金)
- 健康保険料・厚生年金保険料の納付 [提出先:年金事務所]
- 日雇健保印紙保険料受取報告書の提出 [提出先:年金事務所]
- 2ヵ月前決算法人の確定申告 [提出先:税務署]
- 労働保険印紙保険料納付・納付計器使用状況報告書の提出 [提出先:所轄都道府県労働局歳入徴収官]
- 外国人雇用状況届出書の提出(雇用保険の一般被保険者でない場合) [提出先:公共職業安定所]
- 4ヵ月後決算法人の中間申告 [提出先:税務署]