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ハラスメント防止の一歩は「自己理解」  ヤマハの「ポジティブ」なハラスメント対策とは

「ハラスメントに関する相談の増加」という課題に直面したヤマハ株式会社。寄せられた相談の実態は、ハラスメント未満の「コミュニケーション不足」によるトラブルだったといいます。そこで同社は、2025年4月に「人事コンプライアンスグループ」を発足。コミュニケーション不全の要因のひとつは管理職層の「自己理解の不足」にあると考え、研修を通して、管理職一人ひとりのコミュニケーションに関する潜在的なリスクを可視化。内省を促すことで、組織全体の風土変革を目指しています。研修導入の方法や効果について、研修を企画・提案した人事コンプライアンスグループの滝野さん、星宮さん、研修を導入した音響事業本部の藤堂さんにお話をうかがいました。

プロフィール
滝野 聖子さん
滝野 聖子さん
ヤマハ株式会社
人事部 人事コンプライアンスグループ 主幹

2023年4月より現職。ヤマハ全体が「従業員が相互尊重しながら健全に意見を交わし、各々の創造性を活かしながらパフォーマンスを最大限に発揮できる職場環境」となるよう、労務・ハラスメント問題の予防改善策を企画し、提案・実行している。

星宮 宏光さん
星宮 宏光さん
ヤマハ株式会社
人事部 人事コンプライアンスグループ

2023年4月より現職。ハラスメント防止やコミュニケーション向上への知見を収集し効果のある手法をトライ、コミュニケーションリスク抑止とコミュニケーション良好な職場風土作りに貢献している。

藤堂 悦代さん
藤堂 悦代さん
ヤマハ株式会社
音響事業本部 管理部 HRDグループ リーダー

2023年4月より現職。音響事業本部全体の人材育成・組織開発業務に従事。「ともに働く仲間の活力最大化」をモットーに社員や基幹職の働きがい向上を目指す。

ハラスメントの相談から「人事コンプライアンスグループ」が発足

はじめに、現在担当されているお仕事についてお聞かせいただけますか。

滝野:私と星宮は、人事部の中にある「人事コンプライアンスグループ」に所属しています。主なミッションは、日本国内に拠点を置くヤマハグループ全体でハラスメントが起こらないよう、社員のコミュニケーションスキルを向上させるための施策を企画し、提案・実行することです。

藤堂:私は、ホームオーディオ機器や業務用音響機器、車載スピーカーなどを扱う「音響事業本部」で、事業部の人事・組織開発などを担っています。

「人事コンプライアンスグループ」はどのような経緯で発足したのでしょうか。

星宮:2022年、ヤマハではコンプライアンス相談窓口への相談件数が増加していました。その中でも、ハラスメントに関する相談が8割以上でした。

以前からハラスメント防止のための行動規範を策定し、経営層から強いメッセージを発信していたにもかかわらず、相談件数が増加していることに、人事部では強い課題意識を抱いていました。

滝野:ハラスメントに関する相談で特に多かったのは「パワーハラスメント」についてでした。しかし実態を調査してみると、実際にパワハラと認定されるケースは、年間で1件あるかどうか。通報された事案の多くは、パワハラというよりも「コミュニケーション不足」や「認識の違い」が原因で起きたトラブルだったのです。

当時、ハラスメント防止のための取り組みはコンプライアンスの枠組みの中で法務部門が担っていましたが、人事部でも、ハラスメントの予防やコミュニケーションスキルの向上に焦点を当てたチームを立ち上げる必要性を感じました。そこで2023年、人事部内にハラスメントを解決するチームを発足。2025年4月からは、「人事コンプライアンスグループ」として組織化しました。

ミッションは「相談件数を減らすこと」ではなく、「社員のコミュニケーションスキルを向上させ、各々のパフォーマンスを最大限発揮できる職場にすること」。ハラスメント事案を一時的に「抑え込む」のではなく、社員のコミュニケーションスキルを向上させることで、組織全体のエンゲージメント向上を目指しています。

管理職の“自己理解不足”がリスクに

ハラスメント防止を徹底するために、どのように課題を分析されたのでしょうか。

滝野:「なぜパワハラが起こるのか」という問いに対し、コンプライアンスの主管部門である法務部と協働し「なぜなぜ分析」をした結果、いくつかの要因が浮かび上がりました。

どのように課題を分析し、取り組んだのでしょうか?

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会社概要

「15年以上の適性検査開発・販売経験、研修提供経験に基づき、御社のご状況やニーズに即したWeb適性検査「パワハラ傾向振り返りシート」のご導入をお手伝いします。」パワーハラスメントは会社にも被害者にも、そして加害者にも深い傷を残しかねない、解決すべき経営課題です。Web適性検査「パワハラ傾向振り返りシート」による気づきでパワーハラスメント予防はもちろん、管理職のマネジメント力強化のお役に立てましたら幸いです。お気軽にご相談ください。

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