【働き方改革】は、“第2章”へ!

【働き方改革は、第2章へ】

2016年は、働き方改革元年

先進国の中でも労働時間・残業時間ともに最も長いにもかかわらず、生産性は最低レベルの日本。なぜこのような状況が起こるかという理由は、日本の「働き方」そのものに原因があります。
欧米では、アサインされる仕事が明確な『ジョブ型』ですが、日本は、「誰が」「どこまで」「何の仕事をするか」があいまいで、皆で仕事をするという、『メンバーシップ型』。また、仕事の教え方も、見よう見まねやOJTが中心で、明確な指導がなされていません。

政府は、こうした日本のホワイトカラーの生産性の低さや長時間労働を課題に掲げ、2016年から本格的に“働き方改革”に注力してきました。
そして、弊社では、仕事の見える化・モジュール化・フレーム化によって、これらの職場のさまざまな課題を解決して参りました。

この一年、ニュースでは、毎日のように“働き方改革”が取り上げられ、日本中に意識は浸透したと言えるでしょう。

 

 

2017年、【働き方改革】は、第2章へ!

しかし、2017年、“働き方改革”は、新たなステージを迎えています。

その理由は、ビッグデータやAI(人工知能)の急速な普及、第4次産業革命によって、職業自体の在り方や人間の担う役割が大きく変化しようとしていること。今年から、プログラミングは小学校で必須科目になっており、来年からは職業大学校も開学します。
また、LIFE SHIFT(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)の提言のように、人間の長寿命化により、人生設計が60歳で終わらず、100年生きることを見越した、人生設計・キャリア設計が必要であること。
テレワークや副業もにわかに普及しはじめ、時間や場所に捉われない‘柔軟な働き方’を政府が推奨しています。

 

また、今、最も大きな課題は、


日本の働き手のエンゲージメント(熱意、やる気、モチベーション)が、世界139カ国中、132位であることです。
実に、「やる気のない社員の割合が、全体の70%」「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員の割合は、24%」にものぼるというデータが出ています。

今、【働き方改革】は、“第2章”を迎えています。

 

働き方改革の本質は、


①成果、生産性に基づく評価
②「時間」「場所」「契約」にしばられない、柔軟かつ多様な働き方
③スキルの生涯絶え間ないアップデートと、「キャリア・オーナーシップ」によるプロフェッショナル化 の3つ。

(経済産業省資料より)

社員自身が、モチベーションを高め、生産性とエンゲージメントを両立し、高付加価値を生み出す、“働き方改革”に、自ら取り組まなければなりません。

そして、この本質的な部分を、弊社は、フレーム&ワークモジュールⓇという独自のメソドロジーで、メスを入れ、根本的な改革をしていきます。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • マネジメント
  • 営業・接客・CS

全能連マネジメントアワード「コンサルタント・オブ・ザ・イヤー」を受賞!暗黙知を形式知化するナレッジマネジメントで計1500社の人材育成に貢献

ジョブ制・テレワーク導入が急速に進ぬ中、人材のノウハウ・ナレッジの見える化・企業や組織での共有化・蓄積は必須です。
仕事ができる人材の思考プロセスを見える化・形式知化し、人・チームの育成に活用即戦力化します。特許庁、経済産業省の業務も受託。

田原 祐子(タハラ ユウコ) 株式会社ベーシック代表取締役(社会構想大学院大学教授)上場企業社外取締役監査等委員

田原 祐子
対応エリア 全国
所在地 港区

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