“今”だからこそ始めたい「社内勉強会」
変化が激しくVUCAと呼ばれるこの時代、私たちが働く企業にとって教育に割く予算はどれだけあるでしょうか。教育=「研修をしなければ」という思考はあるものの、実際にかかるコストや時間は想像以上で、結果として絵に描いた餅になるケースも少なくないでしょう。新型コロナウイルスが脅威となっている現在であれば、なおのこと研修の実施はハードルが高くなっていることと推察します。
◆キーワードは「共有」と「対話」
そんな世の中だからこそ、これからの教育の形として、社内事例の「共有」は非常に有効となると感じています。なぜなら、コストや時間をかけず手軽に実施できるという点が、リモートワークが普及した社会にもマッチしているといえるからです。
しかしながら、良い事例であっても、資料やデータの共有のみではその効果を最大化することができません。そこで有効なのが「対話」です。事例を対話形式で共有することにより、感情の共有や深い考察を生むことができるのです。オンラインかつ短時間でも構いませんので、お互いが顔を付け合わせて事例を共有することで、学びを得られるということをぜひ知っていただきたいです。
◆社内勉強会で教育を始めてみませんか?
ここまでの経緯を踏まえ、私たちが今後の企業教育の新たな形になると提唱しているのが「社内勉強会」です。社内勉強会では、社内事例の「共有」を「対話」形式で行うことができます。なぜ勉強会という改まった場を設けるかというと、そこには明確な理由があります。
例えば、経営トップが「社内事例を対話で共有しろ!」と現場に命じても、スムーズに共有されるでしょうか。答えはNoです。新しいことを始めるには、多少なりとも強制力を持った場を作ることが必要であり、そのための場を「社内勉強会」として設けるのです。もちろん、オンライン型の社内勉強会でも構いません。
リモートワークが普及し、教育にコストや時間をかけられない時代では、いかに社員同士が「共有」と「対話」を繰り返し、自主的に学びあえるかが鍵となります。その実現のために必要な施策が『社内勉強会』です。あなたの企業も、現場で働く社員が主体となり、共有と対話を自然にしあえる組織を目指してみませんか。
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斬新な発想で組織課題を解決に導く「ラーニングエンジニア」
2012年より株式会社ヒップスターゲートに参画。開発部門の総責任者として、これまでに延べ100タイトル以上の研修を世に送り出す。ビジネスゲーム「Do★Do★Do」、社内勉強会専用コンテンツ「ロクゼロ」など、ユニークな商品の開発も行っている。
山並 悠(ヤマナミ ユウ) 株式会社ヒップスターゲート 統括マネジャー
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 渋谷区 |