「ビジネスは人生の下位互換」という指針を持つと大吉
「考えるエンジン」と聞いて、”あ!”と思ってくれた方、ありがとうございます。最近では『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』や『コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト』などのタカマツボンで”お!”と思ってくれた方、本当にありがとうございます。ということで、考えるエンジンコラム#12は『マネージャーよ、「ビジネスは人生の下位互換」というスウィッチを持つべし』と題してまして、書いていきたいと思います。少し前のコラムの『「マネージャー」のスキルを定義、言語化』につながる話でもあります。
マネージャーになると本当に誰しもがつぶやくのがこちら
「自分でやるだけだったあの頃は本当に楽だった」
マチュリティが高い人だとこう思ってることだろう、「あの時のマネージャー、本当に気持ちよく仕事させてくれたな」
「あのとき、わーわーいって、本当にごめんなさい」という後から反省したくなることもあるだろう。
そして、新入社員、メンバー、ひと世代若い人たちと交わると色々な感情に出会う。
「え?、あー、ここで帰宅しちゃう...」
「あ、え?ここで、”あとは任せました”感出してしまう」
「(顔からにじみ出る)だったら、貴方がやってくださいよ」
という、簡単にいえば、「自分だったら、そうしないのに。」「自分だったら、こうする」という自分の価値観=自分がビジネスパーソンとして育ってきた歴史に重ねてしまう。
そして、「ハテナ」が飛んでしまい、知らぬ間に説教してしまいがちなのだ。
そんな時に対応を間違えない、根底に流れる指針を教えます。
それが、こちら、題名にもしました。最近、生徒や研修でも教えているこのフレーズ
ビジネスは人生の下位互換
そう、この世の中は全体的に”豊か”になり、そして、各自が自由な人生を送れるし、送ったほうがいいよね!となっているのが今。だから、「働く」ということに対しても色々な価値観があります。その時に、覚えておいてほしいのが、こちら
ビジネスは人生の下位互換。
もし、仕事で失敗しても、人生=プライベートに影響が出ない、出てはいけない。
でも、もし、人生=プライベートで例えば、失恋したら、仕事に存分に影響がでるし、出ていい。
この価値観を持っておくと、マネージャーとして色々な仕事上での「感情のざらつき」に出会ったときに、その方の動きを理解することができます。価値観の多様性は素晴らしいことこそ、理解しないといけませんからね。
「おい、そこで帰宅しちゃうのかよ、、」って思ったとき、
だよな、だよね、だって、ビジネスは人生の下位互換。だからね。
とね。そうすると、無駄にエネルギーを使うことがなくなります。
違う見方をすれば、仕事で根を詰めすぎる方を見かけたら、ぜひとも、この言葉をかけてあげてください。
ビジネスは人生の下位互換。なんだから、ね。と
- リーダーシップ
- マネジメント
- プレゼンテーション
- ロジカルシンキング・課題解決
論点思考を伝授!『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』等の著者自ら教える、圧倒的に変わる、プラクティカルな「考える力」「働き方」の講義
少人数で僕が丁寧に熱っぽく教えさせて頂いております。F2Fで「コ」の字で会議室で行い、「ほわっとなんとなくわかった」とか僕の講座にはありません。先日も自ら受講したJFE商事の部長から「僕らはこの論点思考で足りなかったんだ」と叫んでました。
高松 智史(タカマツ サトシ) 考えるエンジン講座代表・『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』等の著者
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