研修効果測定~基本的な3つの考え方~
“研修の効果測定”に関する本やサイトを読み漁り、行きついた考え方を記載したいと思います。
以下3つが、研修の効果測定の基となる考え方です。リンクもつけていますので、ご参考までにご覧ください。
①研修効果測定 レベル4
https://stance.jp/wp/wp-content/uploads/947198734e7862e773168833de23ecbb.pdf
多くのサイトでカートパトリックのこのフレームワークの説明が記載されていますので、詳細は省きます。
一般的には、レベル1の受講者へのアンケートで研修の効果測定が行われています。
レベル2は、学校のテストみたいなイメージですが、新人研修以外で研修後のテストを実施されている企業様はそんなに多くはないような気がします。
レベル4はかなりハードルが高そうでいきなりは難しいと思います。
STANCEはレベル3、この「行動変容」に注目しました。
②行動≒成果と考える
https://stance.jp/wp/wp-content/uploads/6dc438de669d82b931bff936919e392d.pdf
組織人である以上、成果を求められます。その成果は行動を起こさないと成果が出ません。勿論、行動を起こしたからと言って成果に必ず結びつくとは限りませんが、少なくとも行動は必要です。その行動を起こしてもらうための一つの手段として研修があるのかもしれません。
であれば、研修が受講者の行動変容を促しているかをしっかり評価しなければなりません。
③360度評価
https://stance.jp/wp/wp-content/uploads/d4f3bac984698cad95631db28e3d5e4b.pdf
行動変容があったのかどうか、それは本人の評価や感覚だけで判断してしまうと、違った認識を持ってしまう可能性があります。自分で自分の行動の判断は難しいからです。
他者の評価ももしかしたらあてにならないかもしれませんが、複数名から同じような回答であれば、受け入れざるをえませんよね。
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この①~③が、研修の効果測定に必要な基本概念です。今後、この3つの前提を基に、効果測定を行ってきたあるプロジェクトの結果や運用上のちょっとしたTipsなどをお伝えできればと思っています。
これをご覧いただいている皆様の何らかのお力になれれば幸いです。
前述した多くの本やサイトは理論だけで、実際の事例が掲載されていませんでした。
その補足の意味を込めて、そして、そもそもの研修の効果測定において、広義な意味で問題提起ができればと思っています。
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- マネジメント
- ロジカルシンキング・課題解決
個性は競争により磨かれる。
フューチャーアーキテクト、リンクアンドモチベーションを経て2011年独立
新入社員から3年目まで一気通貫した若年層の育成プログラムの提供、経営層と現場を巻き込んだリーダシップ開発など、お客様の状況に合わせた研修の開発と実施を得意とする
古田 聡(フルタ サトシ) 株式会社スタンス 代表取締役 CEO
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