【伝え方が9割】気難しい人に、協力してほしい!
【相談者:ヤマモトさん(38歳/女性/玩具メーカー)】
私の提案したある企画が採用され、具体的に進めていくことになりました。
企画に協力してくれるメンバーを集めたいのですが、
みんな忙しく、反応が良くありません。
他部署の田中さんにはぜひメンバーに加わってほしいのですが、
彼女はちょっと気難しいところがあるので、OKをもらえるかわかりません……。
なんと言えば、引き受けてもらいやすいでしょうか?
【言ってしまいがちなダメな例】
×「みんな忙しくて、協力してくれる人がいなくて
困ってるんです。お願いできませんか?」
こんな風にストレートにお願いすると、
田中さんは「何で私が」「私だって忙しいのに」と思いそうです。
【今の時代に効く伝え方】
◎「田中さんと仕事するといつもいい仕事になります。
この企画もぜひ、いっしょにお願いできませんか」
こういうときは、伝え方の技術「認められたい欲」を使ってみましょう。
お願いの中に、相手を認めるコトバをいれる方法です。
人は、期待されると、期待にこたえたくなるという性質を持っているので、
お願いをきいてくれやすくなります。
「田中さんと仕事をするといい仕事になる」と言われたら、
「協力してもいいかな」という気持ちになりそうですよね。
さらに、「いっしょに」というコトバがあるので、仲間意識が生まれ、
より前向きに受け入れてもらうことができます。
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人事の皆さん
伝え方は、誰でも学べます
センスではなく、技術があるんです
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- コミュニケーション
伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。
伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。
同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。
ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。
佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家
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