日本人は特にストレス対策が必要
日本人は世界一不安になりやすい民族という説があるそうです。
これは前野隆司氏の著書『実践ポジティブ心理学』の
最初の部分に書かれています。
前野先生は、何度か講演会に参加させて
いただいたり、知り合いのご紹介で
ご挨拶をさせていただいたことがあります。
とても分かりやすい
お話しをしてくださる先生です。
(この本もおすすめです)
さて、その説ですが不安遺伝子
「セロトニン・トランスポーターSS型」
というものがあり、型は3種(SS型、SL型、LL型)。
LL型は前向きな人が多く、苦しいときにもポジティブな対応力があるそうですが
SS型はセロトニン(※幸せホルモン)の再取り込み機能が低く、不足しがちになるのだそうです。
ちなみに不安遺伝子を持っている人はアメリカ19%に対して、日本は65%なのだそうです。
一方で、ポジティブ遺伝子のLL型を持っている人はアメリカ32%、日本は3.2% 。
アメリカの1/10・・・
これは日本人にとってマイナスなことだけではなく
不安をいだきやすいからこそ、ものづくりやサービスのきめ細かさが
活かされるという一面もあるのだとか。
けれども、不安になりやすい民族であるということは
プレッシャーやストレスに弱い傾向があるということです。
特に変化が激しく、ストレス社会といわれる現代
意識的にストレス対策を行い、前向きな気持ちで乗り越えていかねばですね。
※部分は当方が説明を加筆
『実践ポジティブ心理学 幸せのサイエンス』前野隆司,PHP新書,2017
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人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
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