働く母が持つ罪悪感について書かれた本
本棚を整理していると、子どもが小さい頃に読みあさった本を数冊見つけました。
その中の一冊、少し前に書かれたものですが
フランスの心理学者・精神分析学者シルヴィアンヌ・ジャンピノの
『仕事を持つのは悪い母親?』
その答えが知りたくて、購入した一冊です。
働く母は、この思いに苛まれる人が多いと思います
私も、かなり考えました。
まだ幼い息子が、朝、保育園に行くときにゆっくり用意をしていると
ついつい急かしてしまう自分を責めたり、
お迎えが遅くなりお迎え待ちのお友達と
保育園の玄関を覗いている息子と目が合うと切なくなったり
「私は間違ったことをしているのだろうか」
と感じることもありました。
時代は、変わってきましたが女性活躍の研修をしていると
やはり、受講生の方の多くが語るのは管理職になると
子どもに負担がかかるかもしれないという不安があるということ。
でも、この本に書かれていた言葉で
なるほどと思う言葉があります。
「働く母親は不在の母親ではない」
一緒に過ごす時間の質や
子どもに親の仕事の話をすることが
”働く”ことに関心を持つことにも繋がるとも書かれています。
我が家の息子には、かなり小さい頃から私も夫も仕事の話を聞かせていたように思います
すると、”働く”ことに、かなり関心を持つようになりました。
小1の壁や学童の友達関係
塾の送り迎えなど
その時々で考えることは沢山あるのですが
その度に親も子どもも成長するように感じます
そして・・・
社会の環境も整ってきたように思います。
働く・働かないは、選択の自由ですが
もし、仕事を持っていたいママだったら
働いてオッケーだと思います!
働くママやパパから子どもたちは沢山学んでいます
そして、保育園の先生や、様々な人と関わりを持つことも
将来子どもが様々な人と人間関係を築いていく上で役立つようになります。
完璧主義ではなく、色々な人の手を借りながら
子育ても仕事もポジティブにいきたいですね!
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人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
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