無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

キャリア開発制度を設計するときの基本姿勢

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。

 

 

これまで、従来の人事制度の根本原理である「アメとムチ」を捨てた

逆発想の人事制度の3つのポイントをお伝えしました。

 

1.等級制度をなくす

 

2.評価と給与を分離する

 

3.キャリア開発制度を中心に据える

 

 

今回から3番目の「キャリア開発制度」についてお伝えします。

 

 

前回でもお伝えした通り、

評価と給与の分離とは「社員を評価しない」ことではありません。

 

 

目標管理制度や360度評価制度を通し、評価していくべきです。

 

しかし、「何のため」に評価するかが重要です。

評価を給与決定ではなく、社員の成長のために活用するのです。

 

 

つまり、評価結果が連動するのは、社員の成長支援の仕組みである

キャリア開発制度に限定するべきなのです。

 

 

キャリア開発制度の重要性については、

多くの人事担当者や人事コンサルタントが強く認識しています。

 

その一方で、企業サイドからは、

「うちの社員は勉強したがらない」という声もよく聞きます。

 

しかし、これは全く的外れな意見です。

「勉強したがらない」のではなく「する気にならない」のです。

 

 

その理由は、キャリア開発制度が会社からの押しつけであり、

社員自身の人生とキャリア開発制度が結びついていないからです。

 

 

キャリア開発制度の根底には、企業の戦力強化などではなく、

社員の「人生そのもの」を応援する精神が必要です。

 

社員が「人生を豊かにする実力」を身につけることを支援する

という思想が必要であり、「人生のサポート」をコンセプトと

することが求められます。

 

そうでなければ、社員は真剣にキャリア開発制度を活用して

自己成長に取り組みません。

 

自分の人生にとって有意義だと感じるから、努力できるのです。

 

社員一人ひとりの顔を見ず労働力として考えているうちは、

キャリア開発制度が活用されることはないのです。

 

 

制度内容の前に、制度構築の基本姿勢についてお伝えします。

 

 

キャリア開発制度に関する書籍はたくさんありますが、

自戒も含めて言うならば、学者やコンサルタントというのは

物事を複雑にしすぎる傾向があります。

 

キャリア開発制度も然りです。

特に中小企業では、複雑な仕組みなど全く必要ないのです。

 

 

キャリア開発制度は、できるかぎりシンプルに設計すべきです。

 

なぜなら、シンプルな制度の方が、運用しやすいからです。

制度というのは、運用しなければ全く意味がありません。

 

 

多くの人事コンサルタントや人事担当者が陥る間違いは、

事前に明確にできない不確定なこと(=制度化できないこと)

まで制度にしようとすることです。

 

制度化できないことは無理に制度にせず、

個別具体的に意思決定する余地を残しておけば良いのです。

 

全ての社員が長期的なキャリアをデザインできるような、

万能のキャリア開発制度を作ることは不可能ですし、

 

もしそのような制度をつくろうとしたならば、

あまりにも複雑すぎて中小企業では全く運用できません。

 

 

さて、次回からは、いよいよ制度内容に話を進めます。

 

 

  生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

  • モチベーション・組織活性化
  • 労務・賃金
  • 人事考課・目標管理
  • キャリア開発
  • その他

生きがいラボは、新たなカタチの人事制度である「ノーレイティング型人事制度」の設計・運用コンサルティングを行っています。

アメリカのグローバル企業が導入を進めている人事制度である「ノーレイティング」。日本で広く認知される前の2010年から、点数づけや格づけ、正規分布調整などを廃止した「ノーレイティング型人事制度」の設計・運用コンサルティングを展開しています。

福留 幸輔(フクトメ コウスケ) 代表取締役

福留 幸輔
対応エリア 北海道・東北(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県) 関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県) 信越・北陸(新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県) 東海(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県) 近畿 中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県) 四国(徳島県、香川県、愛媛県、高知県) 九州・沖縄(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
所在地 吹田市

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン