目標達成を促すには激励より●●
平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。
先日クライアント様からある相談されました。それは、
・毎月、目標達成率が90%台
・会社の施策に対して、スタートダッシュは良いが後半は尻つぼみになる
・みんな頑張っていて、誰も手を抜いていないんだけどなあ・・・
そんな現状に対して、
どうしたらいいだろうか、というものでした。
組織やチームにおいては、
「よくあること」ではありますが、
私はいつも自社のメンバーに、
「踏ん張る」ことと「踏み込む」こと
について伝えています。
辞書等によると、
「踏ん張る」とは、
足に力を入れて立ち動かないようにする、
辛い時にこらえて頑張る
「踏み込む」とは、
思い切って前に出る、相手に近づく
という意味があるようですが、
上記の経営者様も、締切間際になると、
「頑張れ!」「お前ならできる!」「最後の追い込みだ!」等、
「踏ん張る」という意味に近しい声かけはしていたようです。
ただ、誰も手を抜かずに頑張っていて
「どうしたら良いのか」と息が詰まっているような状況においては、
社員様からすれば、どちらかというと、
激励というよりは、新たな策を求めていたり、
一歩を踏み出せるような具体的な提案を
欲しているのではないかと思います。
実際に、現場にいた時の私自身が、
「目標まであともう少しなのに、
どうしたらいいのかわからない!」
といった状況においては、声援や応援の言葉よりも
具体的な策やアドバイスを欲しがっていた記憶があります。
だからこそ、そういった時には
「踏ん張る」ではなく
「踏み込む」という観点で
アドバイスをしていただきたいと思います。
「踏み込む」とは、思い切って前に出る。
相手に近づくことであると書かせていただきましたが、
どのように一歩踏み出す行動をすれば良いのかを
アドバイスすることです。
そのような状況においては、当事者たちは、
考えているようで、実際には思考停止となり、
行動(アクション)が止まっていることがよくあります。
だからこそ、最後の最後まで行動(アクション)し続けるための
具体的なアドバイスが重要になってきます。
スポーツにおいても、ビジネスにおいても、
立ち止ってしまっては、ラッキー以外は、
本来の力を発揮することはできません。
何か行動を起こしたら、
相手に対して一歩踏み込んでいけば、
必ず何かしらの光が見えるはずです。
ぜひ、社員様が目標達成まであと少し!という
状況で止まってしまうようであれば、
「踏ん張る」ための激励や声かけより、
「踏み込む」ためのアドバイスをしてみてはいかがでしょうか?
きっと、社員のみなさまの行動に変化が起きるはずですよ!
他の読者様も、
ソリューションに取り上げてほしい議題がございましたら、
コメントもしくはお問い合わせにて、お気軽にご連絡ください。
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■長友威一郎とは
2006年、当時代表・小西から新会社立ち上げの参画要請を受け、
株式会社ソリューションに入社。
採用コンサルティング、経営コンサルティングを通じて
顧客の信頼を積み重ねる。
初期教育を強めることで、未経験者である新卒社員や第二新卒社員を
リーダーへと変えるマネジメント力には定評がある。
採用と育成の両輪を回して会社を強くするスタイルで
多くの企業発展に貢献している。
2017年、同社の代表取締役に就任。現在「個が活きる経営」の実践に挑戦中。
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- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- チームビルディング
“誇りが明日をひらく”
日本中の企業を元気に!
我々は「人を活かし、人を育てたい」と想い、悩まれる経営者様に寄り添うパートナーを目指しています。1人ひとりが共通の目的・目標の達成のため、自ら成すべきことを見出し、改善を重ね、成果を出せる組織である自律型組織を日本中に生み出してまいります。
長友 威一郎(ナガトモ イイチロウ) 株式会社ソリューション 代表取締役
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 大阪市中央区淡路町 |