上司部下の関係がこじれる3つの原因
平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。
さて、先日福岡メンバーと話す中で、
「上司との関係性」が話題になりました。
上司と部下の関係性については、
視座や視野、責任の重さの違いがあるため、
良好な関係を築き、保ち続けることが難しく
多くの方が一度は、上手くいかない経験を
しているのではないでしょうか。
結論として、上司部下の関係性は
・お互いのことを知り合う「相互理解」
・相手に求めすぎない互いの「寄り添い」
を、いかに実行に移すかがポイントだと思っております。
そしてそれに加え、当たり前のことのようですが、
・上司は部下に対して
「真摯に聴き、受け容れてから部下に改めて伝える」
・部下は上司に対して
「感じていることを伝えてから上司の発言を受け容れる」
ことが大切であると、最近は一層その重要性を感じています。
そもそも、関係性がこじれてしまう原因としては、
どちらかが感情的になったり、
意図的に試すような発言をしたり、
斜に構えてしまい、思ってもないことを発言してしまう
といったことがほとんどです。
ただ、本来の目的である
互いの関係性構築、改善においては、
感情的になることも、
意図的に試すような発言をすることも
斜に構えることも
意味がないことであると常に認識する必要がありますし、
そういった状態になることは、
相手がどうこうではなく、自らの勝手な先入観が
大きく影響していることも理解しなければなりません。
ただ、互いにと言いつつも、部下の方からすれば、
「そんなこと上司に言えないです!」というお気持ちになられる方は
多いと思いますが、
上司の立場からすれば、
「どのように感じているか」は伝えてもらわないと、
気づかずに時間だけが過ぎてしまい、
結局、生産性が高まらない時間が過ぎていきますし、
もしかしたら、上司からすれば「伝わっている」と
勘違いしている可能性があります。
そして、一番、気をつけないといけないことは第三者への発言です。
直接本人と話をしづらいことだからこそ、
第三者に相談することは良いのですが、
個人的な感情や愚痴や不満のみを伝えるのあれば、
極力控えることをお勧めします。
なぜなら、第三者が仲介役になってくれることも
もちろんありますが、
ここで、マイナスの感情や不満だけが伝わり、
第三者の方の捉え方が多少でも違ってしまったら、
相手(上司もしくは部下)への
伝わり方がこじれてしまう原因になるからです。
だからこそ、当事者である方々同士が、
しっかりと向き合い、対話をする時間をつくることが、
結局、一番の関係性構築の近道であり、
結果、組織の生産性向上に近づきます。
正論かのようですが、私自身が
この仕事をして、自社組織やお客様と関わる中で
人と人との関係性構築、改善においては、
避けては通れない道だと感じております。
共に働いている仲間は、敵ではなく、
それぞれに性格や得意不得意はあれど、
共に目的や目標を実現する仲間だということを忘れずに、
共に仲間と関わっていければと思います。
最後までお読みいだき、ありがとうございました。
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■長友威一郎とは
2006年、当時代表・小西から新会社立ち上げの参画要請を受け、
株式会社ソリューションに入社。
採用コンサルティング、経営コンサルティングを通じて
顧客の信頼を積み重ねる。
初期教育を強めることで、未経験者である新卒社員や第二新卒社員を
リーダーへと変えるマネジメント力には定評がある。
採用と育成の両輪を回して会社を強くするスタイルで
多くの企業発展に貢献している。
2017年、同社の代表取締役に就任。現在「個が活きる経営」の実践に挑戦中。
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- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- チームビルディング
“誇りが明日をひらく”
日本中の企業を元気に!
我々は「人を活かし、人を育てたい」と想い、悩まれる経営者様に寄り添うパートナーを目指しています。1人ひとりが共通の目的・目標の達成のため、自ら成すべきことを見出し、改善を重ね、成果を出せる組織である自律型組織を日本中に生み出してまいります。
長友 威一郎(ナガトモ イイチロウ) 株式会社ソリューション 代表取締役
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 大阪市中央区淡路町 |