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レジリエンスを高める研修が必要な3つの理由とは?徹底解説!

今回はレジリエンスを取り上げます。

 

主にビジネスの場面において、レジリエンスは注目を集めています。

ストレスや予想外で困難な出来事が起きても、それを乗り越え適応する力のこと。

 

これがレジリエンスであり、精神的回復力とも言われています。

 

予想外の事態が発生することは、仕事をしていれば誰しも経験します。

コロナや災害など社会情勢の影響を受けたり、クライアントとのやりとりの中で問題が発生したりと、困難な状況に直面することはあるでしょう。

 

そんな中でも様々な状況に適応し、自分で自分の気持ちを立て直せる力こそ、レジリエンスなのです。

 

最近ではレジリエンスを特集した、企業での研修や講演会の実施も増えていますし、私も企業での登壇経験があります。

そして私が開発した心理学理論も、普段はメンタルヘルスの分野で語られていますが、レジリエンスを高める上で効果抜群です。

 

そこで今回は独自の視点から、レジリエンスを高める方法をお伝えします。

またストレスや困難な状況に遭遇した時に、うまく対応できるかどうかの分岐点についても解説します。

そしてレジリエンスを高める研修が必要な理由もお伝えします。


レジリエンスを高める研修が必要な3つの理由

 

「なぜレジリエンスを高める必要があるのか?」

この様に思われている方も多いですし、研修や講演会を実施する必要がないと考えている人もいます。

 

ただしレジリエンスを高める上では、外部の研修や講演会を活用するのが特に効果的です。

3つの理由がありますので、順番に解説します。

 

1、ストレスや困難な状況はなくならないから

 

ストレスや予想外で困難な出来事が起きても、それを乗り越え適応する力のこと。

これがレジリエンスですが、働く以上ストレスや困難な状況はなくなりません。

 

コロナや災害など突発的な出来事もあれば、困難なプロジェクトに直面したり、ストレスフルな状態で働くこともあるでしょう。

異動をしたり役職が変わっても、ストレスや困難な状況は続くのです。

 

一度や二度であれば気合いで乗り越えられたり、上手くやり過ごすこともできるでしょう。

ですが定期的にストレスや困難な状況に襲われるので、レジリエンスを高めておかないといずれ問題が発生します。

 

心身の健康を崩してしまい、休職や離職につながることもありますし、燃え尽き症候群の様な状態になることもあるのです。

 

2、職場の人間関係に左右されるから

 

「私たちの悩みの原因のほとんどは、人間関係によるものだ」

これは『嫌われる勇気』でも有名になった心理学者アドラーの残した言葉です。

 

つまり仕事の悩みも原因を分析すると、人間関係が横たわっています。

 

たとえば理想と現実のギャップに悩んでいても、なぜ悩んでいるのかと原因を掘り下げると、同僚と比較していたり上司の期待がプレッシャーになっているかもしれません。

 

もし外部の研修や講演会を実施せず、社内のみでレジリエンスを高めようとすると、十分な効果が期待できない恐れがあるのです。

 

1on1やMTGでレジリエンスを高めようにも、もし人間関係に悩んでいる社員がいた場合、その時点で心を閉ざしてしまいます。

たとえば上司との関係に悩んでいる部下がいて、上司からレジリエンスを高める方法を伝えられても、素直に聞こうとしないのです。

 

外部から専門家を招き研修することで、余計な先入観をなくした状態で学び、早くレジリエンスを高めることが期待できるのです。

 

3、モチベーションアップとメンタルヘルスの両方に効果が期待できるから

 

レジリエンスの研修を実施すると、モチベーションアップにつながります。

 

ちなみにレジリエンスは、精神的回復力とも呼ばれます。 

モチベーションアップだけでなく、メンタルヘルスの内容にもつながるのです。

つまり両方の良いところを取ることができるとも言えます。

 

モチベーションアップとメンタルヘルスは、個々の社員の状況によって重視する内容は異なります。

 

たとえばメンタル不調を抱える社員に、モチベーションを上げる方法を伝えても、「それどころではない…」と思うでしょう。

ただし特に私が実施するレジリエンスの研修や講演会は、モチベーションアップとメンタルヘルス、両方の内容を一度にカバーできるとも言えます。

 

個々の社員の状況に関係なく、多くの社員にとって有意義な機会になるのです。

 

レジリエンスを高める方法2ステップ

 

次に独自の心理学理論を用いて、レジリエンスを高める方法を解説します。

専門用語を理解する必要はなく、非常にシンプルな方法を実践することで、レジリエンスを高めることができます。

 

2つのステップを繰り返し実践することで、

自分で自分の気持ちを立て直せる様になります。

 

ステップ1:自分で自分の気持ちを声に出す

 

まず最初の方法が、自分で自分の気持ちを声に出すこと。

独り言でOKですので、考えていることをブツブツ声に出してください。

 

上手くいかず悩んでいたり、ストレスによって苦しんでいる時は、自分の気持ちを声に出していません。

声に出さず、頭の中で考えを巡らせているのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、ネガティブ思考が増大する習性があります。

一説には1日に考える事柄の9割が、ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブ思考をするほど、ストレス耐性も弱くなります。

困難な出来事が起きた時に、それを乗り越えることができなくなるのです。

 

ここでのポイントは、「まず自分で声に出すこと」です。

いきなり誰かに吐き出さないでください。

 

誰かに自分の気持ちを吐き出せば、一時的にはスッキリするでしょう。 

ですが話を聞かされた相手は、決して良い気分はしません。

 

「こっちまで苦しくなってきた…」

「また同じ話だよ…」

相手にネガティブな感情が移るので、人間関係が悪化する可能性もあるのです。

 

私は「心の便秘」という言葉を使いながら、声に出さないことの悪影響を解説しています。

心の中で便秘状態になる様に、声に出さないとストレスに負けてしまうのです。

 

ステップ2:「どうしたいのか?」と問いかける

 

そして自分の気持ちを声に出した後は、「どうしたいのか?」と問いかけます。 

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

レジリエンスを高めるには、自分を主語に問いかけることが不可欠です。

 

逆に言えばストレス耐性が弱まったり、急な状況の変化に苦しんでしまう時ほど、自分を主語に問いかけていません。

自分以外の周りのことを考え始めます。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

たとえばこれらの言葉は、自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

どれだけ相手のことを考えても、相手の気持ちはわかりません。

正解のわからない問題を解いている様なもので、結論が出ず周りに振り回されてしまうのです。

 

また「どうすればいいのか?」と考えるのも、悩みがちな人の傾向です。

「私はどうすればいいの?」という様に、周りに答えを求めてしまうので、自分で状況を抜け出せず苦しんでしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、主体的に行動し解決策を導く上で不可欠です。

レジリエンスが高まる人は、「どうしたいのか?」と問いかける習慣があります。

レジリエンスが低い人の特徴

 

レジリエンスを高める方法を、ここまで解説してきました。

2つの方法を繰り返し実践することが、レジリエンスを高めることにつながります。

 

一方でレジリエンスが低い人には、共通点があります。

ストレスや困難な状況に直面すると、途端に動揺してしまうのです。

 

レジリエンスが低い人には、3つの特徴があります。

どれか1つに該当することもあれば、複数に当てはまることもあります。

 

1、周りの目を気にしている

 

「あの人にどう思われているのか…」

「変な風に捉えられたかもしれない…」

この様に周りの評価や反応を気にするほど、レジリエンスは低くなります。

自分の気持ちよりも先に、周りのことを優先してしまうのです。

 

ストレスや困難な状況に直面しても、周りを優先して考えてしまうので、いつまでも自分で結論を出せません。

 

周りの意見に流されてしまったり、周りが助けてくれるのを待ったりと、受け身の姿勢が抜けないのです。

 

2、失敗を恐れている

 

「間違えない様にしないと…」

「ミスをしたらどうしよう…」

この様に失敗を恐れていると、レジリエンスは高まりません。

 

ストレスや困難な状況に直面しても、失敗を恐れるあまり、なかなか行動に移せないのです。

これでは自分が苦しくなりますし、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。

 

3、完璧主義

 

「まだ十分ではない…」

「もっと完璧にやらなきゃ…」

この様に完璧主義な人も、レジリエンスは低いです。

 

完璧さを求めるのは否定しませんが、完璧主義まで行くのはやり過ぎです。

できていない点に意識が向き、ネガティブ思考も強まります。

 

完璧を求めるあまり自分を追い込み、心身ともに消耗してしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

 

レジリエンスが低い状況は、時間が解決してはくれません。

異動や役職が変わっても、自分が変わらなければ同じ悩みに直面します。

 

「異動したのに困難な状況に直面し続けている…」

「昇進したのにレジリエンスが低いままだ…」

年齢や性別を問わず、こうした相談はよく寄せられます。 

 

もしかしたら子供の頃から、ストレスや困難な状況に直面した時に、上手く対処できなかったのかもしれません。

 

結局のところ自分が変わらないと、レジリエンスも高まらないのです。

 

まとめ

 

今回お伝えした2つの方法を実践すると、レジリエンスを高めることができます。

またレジリエンスを高めるためには、外部の専門家の研修や講演会が効果的だとお伝えしました。

 

働く限り、レジリエンスは必要不可欠です。

社員のパフォーマンスアップだけでなく、いざという時のメンタルヘルスにもつながるのです。

  

今回のコラムでもお伝えしたように、レジリエンスとメンタルヘルスは、密接に関係があるのです。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

  • モチベーション・組織活性化
  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • マネジメント
  • コーチング・ファシリテーション
  • コミュニケーション

カスハラ対策でクレーム・トラブルに負けないメンタルを作る!社員が自力でメンタルを立て直せる実践型研修・コンサルティングプログラム

高校教員を経て、独立した2017年から7,000名以上のお客様を支援。自身もカスハラを受けた経験があることから、企業におけるカスハラ対策をサポート。カスハラやクレームを受けても現場の社員や管理職が自力でメンタルを立て直せる3ステップを開発。

伊庭 和高(イバ カズタカ) 株式会社マイルートプラス代表取締役

伊庭 和高
対応エリア 全国
所在地 品川区

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