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経営戦略と人材戦略をつなぐ「技術系リーダー」の条件

それでは、今回は、
「人的資本経営に必要な技術系人材のリーダーシップ」
というテーマでお届けします。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■【事例】リーダーが育つ組織は“連鎖”していく
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ある製造業の企業で、新任管理職研修を継続して
ご一緒している人事部長のAさんから
印象的なお話を伺いました。

数年前に新任研修を受講したBさんが、
今年度の受講者の上司としてコメントを寄せた際、
部下の特性を深く理解した言葉を添えていたそうです。

その内容がまさに「ダイバーシティマネジメント」
体現しており、組織の成熟を感じたと話していました。

Aさんいわく、Bさんは当初あまりピンと来ていなかったが、
時間の経過とともに、学びが自分の中で腑に落ちてきたとのこと。

今ではチームのパフォーマンスも向上し、
次世代を支えるリーダーへと成長しているそうです。

また、昨年度のリーダークラス研修で印象に残ったCさんも、
かつては部下との関係づくりに悩んでいましたが、
視座・視野を高めた結果、チームのモチベーションアップに
つながる関わり方を実践するようになりました。

その結果、チーム全体の成果が大きく向上しているといいます。

このように、リーダーとしての意識変容が一人に起きると、
周囲にもその影響が広がり、組織全体に前向きな連鎖が
生まれていくのです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■リーダー育成の必要性を裏づける「人的資本経営」の潮流
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

経営環境が急速に変化する中で、
リーダー育成はもはや「教育施策」ではなく
「経営戦略の一部」
として位置づけられています。

「ものづくり産業の人材育成・能力開発」に関する調査
(JIL労働法令情報センター)によると、その成果は明確です。

●従業員育成によって経営効果を感じている企業:66.0%
(効果内容:「技術水準や品質の向上」「生産時間の短縮」など)

一方で、「リーダー人材が不足している」と答えた企業は
67.8%、「リーダー職への意欲を高めることが課題」
とした企業も59.8%にのぼります。
(帝国データバンク「リーダー人材不足に関する企業の意識調査」)

つまり、リーダー育成において“意欲の醸成”
最大の壁になっているのです。

政府も「人的資本経営」を掲げ、
経営戦略と人材戦略を連動させることを強く促しています。

特に技術系企業においては、
現場の知恵を経営資源として活かすためのリーダー育成が
今後ますます重要なテーマとなっていくでしょう。

 

┏━━━━━━━━━━━━┓
■管理職は「組織の通訳者」
┗━━━━━━━━━━━━┛

経営層は「市場と戦略」を見ています。
現場の技術者は、現場のリアリティを
最も理解している存在です。


その両者をつなぎ、現場の知を経営の言葉に
翻訳する存在、それが管理職の本来の価値であると
私は考えています。

その変化を加速させる一歩として
実践していただいているのが、
「質問を変える」ということです。

たとえば、「何が課題か?」ではなく、
「どんな未来をつくりたい?」と尋ねてみるのです。

その一言が、現場の想いを未来にとなぐ
大きな転換点になります。

技術系組織の力は、現場にあります。
しかし、その力を束ね、未来へ導くのは
自分ごととして行動できるリーダーの存在です。

管理職が輝く組織は、技術が生きる組織です。

このコラムを書いたプロフェッショナル

細木聡子

細木聡子
株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。

得意分野 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、リーダーシップ、マネジメント
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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