【課題（弱み）の克服法】強みの発揮を意識する

今回は、
「課題（弱み）の克服は強みの発揮を意識する」
について一緒に考えていきたいと思います。

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■課題（弱み）を前向きに克服するために
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私は、課題（弱み）の克服は、
課題点だけに集中して改善しようとするのではなく、
強みを活かすことで克服できないか、
という発想で考えることが
早期に効果的に克服できる秘訣であると考えています。

みなさんもご経験があるかもしれませんが、
自分の課題点だけにフォーカスしてしまうと
克服に向けたモチベーションはなかなか上がらない
のではないでしょうか。

自分の強みを発揮・活用することを通して
課題点（弱み）を克服しようと考えることで、

「自分にも出来るかもしれない」

といった自信にもつながり、
モチベーションが上がることを通して
早期に確実に克服できると、私自身の経験からも
実感しています。

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■【事例】得意を活かして苦手を克服
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私はかつて論理的思考があまり得意ではなく、
上司に意見や提案を伝えるも
「結局何が言いたいか分からない」
と言われがちなタイプでした。

一方で、私の強みはその当時から、
相手の考えていることを察することができる、
「察する力」だったと考えています。

実際に、論理的思考がうまくできないという
自分の課題点（弱み）を克服するために
「察する力」という強みをどのように活かしたか
というと・・

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●「察する力」を発揮することで把握できる
｜ 多面的な視点での情報収集・分析
↓
●フレームワークを勉強し論理的思考整理
↓
●仮説を立てた上で意見・提案する
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このプロセスを意識して取り組むことで、
上司に意見や提案を取り入れてもらえることが
少しずつ多くなっていきました。

最終的に、自分の強みを活かすことで、
自分の可能性を信じながら意欲的に課題克服に向けた
チャレンジができたと改めて感じています。

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■違うことに価値がある
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事例でご紹介したように、自己成長のために
必要な課題点の認識と克服については、
強みを発揮することで乗り越えるといった
発想で進めることで、新たな形で
自分自身の強み・価値の発揮につながると
私は確信しています。

人はそれぞれ違うので、
強みや課題点も違うもの。

一方で、D&Iの視点で考えれば
【違うことに価値がある】
と捉えられるかと思います。

自分の強みをどう発揮すればいいか
迷ったり悩んだりした場合は、
「自分の強みは貴重な価値の一つなんだ」
と、まずは自分を認めることから
始めていただくのも良いと思います。

当社のリーダー育成プログラムにおいても、
より成果につながる【自分の強み発見】
【強みの発揮を通した課題克服】がもたらされるような
仕組みの強化を施しているところです。

人事担当者、管理職の皆様には、
部下自身が役割を果たすときに活かせるような
各自の強みの発見、その強みを発揮することで
課題点を克服するというチャレンジを促すような
育成施策を展開して欲しいと願っています。