成果につなげる研修の勘所「長期プロジェクト×業務内PDCA」

今回は、
「会社が求める成果につなげる研修」
について考えていきたいと思います。

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■成果につながる「長期プロジェクト×業務内PDCA」
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年度末が近づく頃になると、リーダー育成プロジェクトの
成果報告会が多くの企業様で実施されます。

当社がこのプロジェクト型研修を提供してから丸５年となり、

延べ3,300人の受講者と関わらせて中で、
人材育成を通して会社が求める成果を早期に
創出するための“勘所”が分かってきました。

いくつかのポイントの中で、今回ご紹介するのは
「長期プロジェクト×PDCA」
です。

＜長期プロジェクト＞
当社では“研修”よりも、インプットしながら
アウトプットに取り組む“プロジェクト”という
主旨でプログラム提供しています。

（特徴）
取組期間：3か月～12か月
課題実践：有。現場実践が必須。
相互支援：有。グループメンバーや上司らと一緒に取組む。

＜業務内PDCA＞
自身の業務に対する目標を明確に定めるのがポイント。
現状とのギャップを埋めるための解決策を検討し、
実際に行動して得られた結果に対する
定期的な評価・検証を行い、更なる行動につなげます。

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例えば、3か月間という期間で、知識・スキルのインプットを
すると同時に、高速PDCAを回しながら業務の中で
実践を重ねて成果を出す、といった流れとなります。

「業務の中で成果を出す」

ということを1つの達成するべきゴールとして
予め設定しているのが当プログラム特徴として
1つ言えることなのかもしれません。

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■学んだそばから実践して自分を俯瞰する
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インプットの場を設ける最大のメリットの1つが
「自分を俯瞰することができる」
ということではないかと感じています。

多忙な業務の中で流されてしまうようなことも、
研修等の機会を得ることで、自分自身の
棚卸ができた、という実体験を持っている方も
きっと多くいらっしゃるのではないでしょうか。

当プログラムでは、そこから更に業務の中で
会社が求める成果を創出するための仕掛けとして、
“学んだそばから実践する”ことを取り入れています。

そうすることで、インプットの段階で
「うまくいかなかった」「失敗してしまった」
という経験が生まれやすくなります。

その失敗経験を踏まえて、一度立ち止まって
自分を省みて、課題点を認識した上で
実際の業務内で実践する・・・というサイクルを
回していくことになります。すると、

「反省を活かしたら上手くいった」「コツがつかめた」
と成功体験につながり、そこから一気に
成長の階段を駆け上がっていくという姿を
数多く見守ってきました。

その成長は、ひいては会社の成長に欠かせないもの
であることは言うまでもありません。

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■早期に人材育成と成果創出を目指して
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特に、弊社は技術系企業に特化して、
ジェンダーギャップ解消を突破口とした
ダイバーシティ経営の推進支援に取り組んでいますが、
一人ひとりの成長につながらなければ無駄になる、
という思いを常に持ちながら関わらせていただいています。

この思いは、大手企業で人材育成担当に就任した頃から
強く意識していることでもあります。

その思いを具現化したのがしなやかリーダー塾という
プログラムであり、5年の積み上げを経て、今、
成果報告会で発表する目の前の方々から

「会社を辞めようと思っていましたが、辞めるのをやめました」
「人との関わり方について学べる研修でした」
「業務に直結しているので、実践して成果が出るのが面白かった」

こんな声をいただくと、私が目指す研修のあり方に近づいて
きているな、と感じています。

今後さらにプログラムをブラッシュアップをかけて、
早期に人材育成が図れ、会社成長に直結する
成果創出につながるよう、力を尽くしていきたいと思います。