男女間のズレをなくすことが第一歩
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■男女の相互理解って?
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女性活躍推進を成功に導く、1つの重要なポイントは、
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男女の相互理解
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ではないかと思っています。
しかし、これがまた本当に難しいものです。
男性が“良かれ”と思ってやった行動や声かけが、
女性にとっては“あり得ない”言動で、
追い込んでしまう場面をよく目にしてきました。
例えば・・・
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●女性が妊娠した時の男性上司の声かけ例
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「休んでいいよ」「早く帰っていいから」
「そんなに無理しないで」
「他の人に仕事振っていいよ」
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●「妊娠した」と上司に伝えた後に、
女性が想像するもっとも最悪なパターン
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「仕事の第一線から外される」
「仕事をさせてはいけない人という括りにされる」
「徐々に仕事から外されて疎外感に苛まれる」
***
いかがでしょうか?
男性上司の声かけは、女性側からするとひどく最悪なものだということが
垣間みえたのではないかと思います。
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■こんなに違う!男性と女性脳
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男性と女性の思考プロセスの違いによって
起こりがちなことをもう1つ挙げてみましょう。
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●女性が男性上司に相談した後の気分
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「ちゃんと聞いてくれているようで、聞いてないんだよ・・
1時間も話したのにさらにモヤモヤしてきた!」
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●男性上司が女性部下の相談に乗って挙げた後の気分
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「適度に相槌を打ちながら1時間も話を聞いたぞ!
アドバイスもできたし、きっと元気になるに違いない!」
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残念な結果です。
まず女性がモヤモヤする1つの要因は
「ちゃんと聞いてくれた」
と思えていないということ。
女性は自分がもやっとしていることを
つらつら話をしながら気持ちを整理しています。
そこにアドバイスは不要です。解決策などもってぬほかです。
ただ共感してもらって、時々
「ああ、わかるわかる、自分も同じことがあった」
などと同じ立場とか境遇が似ているというだけで
「理解してくれた!スッキリ!」
となります。
しかし、男性側はそこを理解せぬまま
相談者のお役に立つべく、様々な解決策の
提示をし、頑張ろうと背中を押してくれます。
しかし、女性は男性のように割り切って
物事を考える感覚がないため、
「男性上司は親身になってくれない」
というジャッジを下してしまいがちです。
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■生物学的な部分の違いを認め合う
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ここまでの説明で、なんとなくでも
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お互いの歩み寄りが必要だ
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と感じてくださったのであれば幸いです。
女性側も、男性の思考プロセスへの
理解が少しでもあれば、自ら望まない対応に
ならぬよう対応できるようになると
思いませんか?
「仕事を制限される方がストレスになってしまいそうなんです」
と先に伝えておくなどできそうではないでしょうか。
男性側も、
「女性の気持ちに寄り添った対応をしよう」
という意識でいるだけでも女性が受け取るメッセージは
変わってくるでしょう。一方、私が一番心配しているのが、
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「私は男性脳だから男の人の
気持ちはよくわかっている」(女性)
「自分は女性寄りの考え方だから
女の人の気持ちよくわかる」(男性)
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このように思い込んでいる人たちです。
蓋を開けてみると、やはり男性は
部下がうまく動かない、出世できるか
そんなことが気になるものですし、
女性は認められたい、目の前の仕事が
うまく回るようになってほしい、と切実な思いを抱えており、
つまり、傾向がぱっくり分かれているのです。
これが、弊社セミナーを開催するたびに男女の傾向が
ハッキリと見えてくるので生物的な部分での違いは否めないと
感じている今日この頃です。
よって、男女に違いがあるという可能性を理解して
対応するということが女性活躍推進を成功に導くと私は考えています。
- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- マネジメント
◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。
細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 千代田区 |
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