やりたいことをやっているのがしあわせなのか
仕事について時々こんな文章を目にします。
さて、実際はどうなのでしょう?
今、本当にやりたい仕事をしている人はどのくらいいるのでしょう。
やりたくない仕事を嫌々している人はどのくらいいるのでしょう。
その人の今の働き方の満足度によって答えは変わってきますよね。
それでは次の場合ではどうでしょう。
仕事はそんなにやりたい仕事ではないけれど、働く環境やメンバー
に恵まれて楽しく働けているという場合と、
すごくやりたい仕事ができているのだけれど、働く環境は良くないし、
メンバー最悪。
どちらが幸せか、、、。それはわかりませんよね。
ということで、どうしてもやりたくない仕事でなければ、
前向きにその仕事を楽しんでやってみることがいいのではないか。
と思っています。
自分の仕事を振り返ってみても、そんなにやりたくない仕事から
学んだことも多いし(それが自信に繋がっている)、やりたいこと
をやっていた時に幸せだったとも限らないですからね。
と、こんなことを書きながら「本当にやりたい仕事って何だろう?」と
考えてしまっています。
多分、意識しないでもそこは自然と選択してるのであって、どうしても
やりたくない仕事はやってこないんでしょうね。
今までやったことがないテーマ、お待ちしています。
【今週の1冊】
「カルロス・ゴーン」
国境、組織、すべての枠を超える生き方
2018年 カルロス・ゴーン著 日本経済新聞出版社
*私の履歴書をまとめたもの+α
「習近平が変えた中国」
2108年 天児慧編 小学館
今週は2冊取り上げます。(2週に分けてもよかったのですが、、)
ちなみに二人はほぼ同年代(1953年,1954年生まれ)。
激動の世の中でまさにその真っ只中にいた人だと言えます。
実は前職の時、日産自動車と仕事をしていたのですが、ちょうど
そのタイミングがカルロス・ゴーン氏就任前後。その変化の
大きさに目を見張り、驚嘆していたのです。
その思想が現れているのが、第2部に書かれている名語録。
どれもこれも言葉に重みがあり、参考になります。
「グローバル化は実際に自分で経験していくしかない」
「人にやる気を起こさせるには、アイデンティーを尊重すること」
「チャレンジのうち戦略が占めるのは5%。残りの95%は実行」
「ダイバーシティは社会的価値のためではなく、会社のパフォーマンスにつながるから」
「ダイバーシティをマネジメントする方法が企業に成果をもたらす」
などなど取り上げたらキリがありませんが、実際の経営者の言葉は
実に素晴らしい。
そして、習近平。
あの広大なそして様々な歴史を持つ国を一つにまとめ上げる手腕。
そのために必要なことは先読む力と構想力。そして組織づくり
であることがわかります。
描いた将来のために今何ができるのか。その長期的な展望と
それを実現するために、目の前の成果をきちんとあげること。
これで周囲を黙らせて巻き込んで行く。
何かを成し遂げるやり方の共通項はとても多いことに気付かされました。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- 営業・接客・CS
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 港区 |