無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

伝説の営業マンが会社を潰す

先日、ふと昔の会社のことを思い出しました。
営業(力)が強いと言われていた会社に12年在籍して
いたのですが、営業が強い会社だけあって、いろんな
タイプの営業マンが活躍していました。
その中で時々、”伝説の営業マン”と言われる、業績抜群で
顧客の信頼も厚く、社内の評価も高い、そんな人。

話を聞くと本当にすごい。徹底した顧客(会社、担当者)
調査。超人的な行動力。業績へのこだわり、、、。
とても真似できない。だから”伝説”なのですが。ちなみに
その昔、頃こんな”伝説の営業マン”がいました。

ある会社の大型の提案をするために、どうしても直接社長に
プレゼンをしたい。しかし、社長のガードがかなり固い。
そこで、社長秘書がよく行く店を調べて、その店の常連になって
そこで友達になって、社長の情報を聞いてめでたく大型契約。
すごいものです。

さて、そのような伝説の営業マンが会社を潰してしまうことが
あるのです。

理由その1.現実をわかっていない幹部がいると、、、
「Aさんの営業のやり方を分析して、みんなできる
ようにするぞ!」
とは言っても、それはなかなか難しい。だって”伝説”
の営業マンのやり方なので、普通の人が普通にできる
ようにはならないので実績がついてこなくて、みんな
やる気を失っていく。
理由その2.商品サービスにはサイクルがあって、寿命がある。
それにもかかわらず、どんどん売ってしまう営業が
いるとその判断を誤ってしまう。売れていないのは
売り方が悪いのではないか、営業マン個人の努力が
足りないのではないかと。実は商品寿命が尽きて
しまっているかもしれないのです。

昔の会社では求人関係の営業を行っていましたが、振り返って見ると
その売り上げは個人の頑張り以上に景気の動向に左右されていました。
景気が良くなる前に求人需要が高まって業績は良くなり、景気が悪く
なる前に業績は悪くなる、、、。業績は景気の先行指標だった
のです。

では営業のマネジメントクラス、企画部門が何をすればいいのか?
それは”伝説の営業マン”がやっていることをみんなができるように
するのではなく、誰でも売れるような仕組みや体制を整えること。
普通の人が普通に活動して、普通に売れるようにすること。
それで業績が悪くなったら、商品サービスを見直すか、売れる仕組み
を見直すこと。個人の努力に原因を求めてもそこに答えはないのです。

と、ふと久しぶりに営業のことを考えていました。

個人の工夫は当たり前。ただそこに依存するのではなく、仕組み、
仕掛け、体制を作って行くのがマネジメントであり、業績が良くて、
社員に勢いがある会社は、個人に依存しすぎていないのですね。

と、書きながら”働き方改革”も同じなんだなということに気づき
ました。
個人の工夫で働き方改革はできませんからね。



【今週の1冊】

「マンガでやさしくわかる U理論」
2015年 中土井僚著 日本能率協会マネジメントセンター

U理論、、、このような仕事をしているからには押さえて
置きたい考え方なので、何度も書籍を手にして見たものの、
途中で挫折。これではいけない!と、手にしました。
いきなり難解な本を読破しようとするよりこの方がいいと
思います。まず全体を大きく理解できますからね。

ということで、U理論。

U理論はMITのオットー・シャーマー氏によって世界の様々な領域に渡る最も著名なリーダーへのインタビューやイノベーターたちとの仕事を通じた経験を元に生み出されたもので、集団や組織が新たな未来を創造するためのリーダーシップ能力をどのように開発できるか、その能力をもとにどんなプロセスで新たな現実を生み出すことができるのかを説いています。
(U理論のコミュニティサイト PICJから)

また、この本の中では
「過去の延長線上ではない変容やイノベーションを個人、ペア、組織、
コミュニテイ、社会のレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した
理論」
と紹介されています。

なんだかよくわかりませんね。

何度か挫折した書籍とは違って、最後まで読破できたのですが、
2度3度読み込まないと頭に入ってこないのでしょうか。

わかったことは、組織の問題解決に役に立つかもしれない。ということと、
自分が見えている(わかっている)のは、「自分の認知」と「(目に見え
る)相手の行動」だけであり、「自分の行動」と「相手の認知」はわから
ない。ということ。
自分自身では、「自分が行動している姿、表情」を見ることはできない。
ということは納得。

なにはともあれ、何かを成し遂げるためには、自分一人ではできない。
どのようにして、周囲の人を巻き込むか。ということであり、
それは自分が巻き込もうとしている相手も同じ思いである。
(周囲の人は自分を巻き込もうとしている)。ということに気づかされ
ました。
この考えとU理論は関係ないのですが、このような思考を呼び起こして
くれた本に感謝です。

いろんな本を読むのは思考を深めることにつながりますね。
 

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • チームビルディング
  • 営業・接客・CS

新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します

「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。

岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

岩野 敬一郎
対応エリア 全国
所在地 港区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

即戦力採用で崩壊寸前→マインド重視で利益2倍の組織改革

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「変化に強い組織創りのコツ」 について一緒に考えていきたいと思います。   ┏━━━━━━━━━━━━━━...

2025/03/12 ID:CA-0005914 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン