当たり前のアップデート
首長竜の首は上を向いているのか、前を向いているのか?
鎌倉幕府の成立は1192年、1185年?
抱き癖がつくから赤ちゃんはなるべく抱っこしない方がいい?
それとも思い切り抱っこしてあげた方がいい?
歴史や自然科学などは新しい発見でそれまでの当たり前
=常識だと思われていたこと
がどんどんアップデートされていきます。
人の意識はどうでしょう?アップデート(上書き)されていますか?
多くの人にとって、その分野の専門とか、興味関心があって
新しい情報に接しているとそれまでの変化がわかるし、
周囲に詳しい人が多いので、アップデートされやすいのですが、
少し離れたところにある分野では昔から染み付いたその人に
とっての当たり前はなかなか書き換えることができません。
そして悲しいことに常にアップデートできる専門分野は限られて
いるので、年をとるとともに時代遅れの常識に凝り固まって
しまう、、、。まさに老害ですね。怖い、怖い。
そうならないために、普段から自分の常識や当たり前を
疑って、目の前のことを素直にみる、聞く、感じるように
なりたいですね。
とは言っても、それはそれで、なかなか難しい。
ではどうしたらいいか。
できるだけ、多種多様の人たちとの接点を持って、その人たち
から刺激を受けることがいいのでは。
いつも同じ年代、同じ会社、同じ趣味の人と接するのではなく、
あえて違うところに顔を出してみるとか、、、。
それはそれで、難しい。
では、最後に一つ。
そんなことをしている人を一人見つけて、一緒にいる時間を作る。
これはいかがでしょう?
これができないとちょっと厳しいかも。ですね。
【今週の1冊】
「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか」
2017年 星海社新書 曽和利光 著
実に面白い本です。
「働きやすい職場が会社を殺す」
「部下の相談はスルーせよ」
「人を見る目を持っている人などいない」
などなど、辛口でストレートに綺麗事を論破。痛快です。
”志望度”を重要な評価ポイントとしている会社は優秀な人材を
落とすことにつながる。
志望度というものは「評価するものではなく、採用担当者が
頑張ってあげるもの」など、まさにその通り!
という私にとっては刺さるフレーズだらけなのですが、
曽和さんもリクルート出身で、人材系の会社をやっている
同志でもあり同業なので共感してしまうのか。
今日のメッセージを自分自身に問いかけてみたくなりました。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- 営業・接客・CS
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

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