経営者の本気
いよいよ2016年もあと1週間。今年もいろいろな
ことがありました。個人的には熊本出身ということ
もあり、熊本地震が一番大きなニュースです。
先日熊本に帰りましたが、熊本城の石垣は未だ崩壊
を続けていて、復旧までの長い道のりを感じました。
そして糸魚川の大火。いち早い復旧を祈らざるを得
ません。
さて、「経営者の本気」です。
先日のコラムでも今年は”ダイバーシティに始まり”
”ダイバーシティに終わる”と書きましたが、その
最後のダイバーシティセミナーが先週終わりました。
その会には、会長、社長始め役員も参加。まさに
経営者の本気が伝わる会になりました。
ダイバーシティ経営は、まさにこれからの企業が取り
組んでいかなければいけない課題。しかし、それが
なぜか”女性活躍推進”と翻訳されて、女性の問題と
矮小化されてしまっている会社がいかに多いことか。
女性活躍推進法ができたことによって、そこで明示
した数値目標の達成が目的にすり替わってしまって
いる会社が増えました。
そんな会社の多くは、経営者が本気ではありません。
お上の言うことに従い、とりあえずお化粧した数字
でごまかそうとしてしまいます。既存の経営幹部
(ほとんど年配の日本人男性ですね)は、自分たちが
変わる必要があるなんて、これっぽっちも思って
いない。
受験対策に長けた、小手先のテクニックで大学受験
してしまう学生となんら変わりません。
ダイバーシティ経営の成果は時間がかかります。
同質の人たちと阿吽の呼吸で物事を進めた方が楽です
からね。でも時間はかかってもそれを乗り越えないと
新しい物を生み出すことはできません。
そのために必要なことは”経営者の本気”
今年の大きな仕事納めに、そんな本気を見ることが
できたのは今年最大の収穫でした。
来年はそんな本気に出会えるために、年末年始、
考え抜く時間を作ろうと思っています。
今年1年ありがとうございました。
2017年もよろしくお願いします。
アクシア
スタッフ一同
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
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- 営業・接客・CS
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役
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