女性の敵は女性というけれど・・・
今年は8月後半から台風ラッシュ。秋の3連休も雨模様
でしたね。「止まない雨はない!」と信じて過ごして
いました。
さて、最近「女性の敵は女性」という声をよく耳にする
ようになりました。
育児休暇を取得し、時短勤務で職場に復帰した女性に
対して、一番厳しいのは男性上司や男性の同僚ではなく、
フルタイム勤務している女性だという文脈ですね。
でもこれって当たり前のことなのです。
女性同志分かり合えないのか?というなぜか性差を前提
にした思い込みが存在することが誤解のスタートでは
あるのですが、育児休暇を取得し、時短勤務のほとんど
(ほぼ100%!)が女性なので、女性同志の間で対立関係
を作ってしまっているからそうなってしまうのです。
育児休暇(数日という有休と変わらない育休ではなく、
数ヶ月単位)をとる男性社員が増え、時短勤務の男性社員
が増えたらどうでしょう?
時短勤務の管理職が増えたらどうでしょう?多様な働き方
の社員が増えたらどうなるでしょう?
そこに「女性の敵は女性」という対立関係はなくなり、
既存の人事システムでは対応できなくなり、新しい働き方
が生まれるはずです。
今の時短勤務の方が、いわゆる職場の雑用的な仕事を
免除されるような不公平感もなくなるでしょう。
実は、それを阻害しているのが、女性だけに対象を絞った
「女性活躍推進」への取り組みなのです。
女性活躍推進は男性を含めたすべての人の働き方改革
であるという明確な戦略がなければ”女性対女性”という
新たな対立関係を作り出す原因になってしまっています。
すべての人の働き方改革のための第一歩を踏み出しましょう。
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岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役
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