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コンプライアンスについて思うこと

今改めて「空飛ぶタイヤ」読んでいます。

 この本が書かれたのが2005年、元になった三菱自動車

 のリコール隠しが2002年。もう14年も前のことなんですね。

 

 この事件があり、その後この小説を最初に読んだ時、

 企業が法令を遵守することは当たり前のことだと

 思っていました。

 

 それから10数年、企業の法令遵守の精神は少しは改善

 したのでしょうか?どうなのでしょう?

 

 最近、また不祥事が多発しています。

 信頼がベースにあるはずの大企業で。

 

 大企業だから企業内の論理が優先されるのか?

 信頼を崩さないために法令違反をしても隠すのか?

 (本末転倒ですけど)

 それとも、自分の保身のために?

 

 どんな理由にせよ、コンプライアンス=当たり前。

 という感覚ではなさそうですね。

 

 では、どうしたら不正はなくなるんでしょう?

 

 原因を分析して、不正のタネをなくす方法もありますが、

 多分それは今までたくさんやってきたはず。

 コンプライアンス部門を作ったり、社内の風通しを良く

 しようとしたり、罰則規定を設けたり・・・。

 でもなくらないない。

 

 私はこう考えます。不正をしていることがわかったら、

 その会社をすぐに辞めることができる社会にする。

 もっともっと人材の流動性が高い社会にしてしまう。

 

 不正があってもその会社にしがみつこうとするから

 不正隠しが行われてしまうのではないかと。

 

 極論かもしれませんが、真剣にそんな社会にしていき

 たいなと思っています。

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「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。

岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

岩野 敬一郎
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