効率を求めすぎると
ここ最近組織単位での研修が増えています。
いずれも共通している課題が”コミュニケーション”
メンバー間のコミュニケーションは昔から脈々と
続く、永遠の課題でもあるのですが、最近はその
中身が変わってきています。
その原因は働き方が変わってきたから。
ワークライフバランスの名の下、時短社員も増え、
雇用形態も多様化していく中で、業務の効率化が
最優先課題になってしまう。
その結果、一時的に労働時間が減っても生産性は
落ちないので、「今まで、何やってたの?」と
なるのですが、しばらくすると生産性は落ち、職場の
状態が何かギクシャクしてくる。
そこで職場単位の研修が求められる・・・。
ということなのですが、なぜ生産性が落ちてしまうのか。
それは、業務の効率化を最優先しすぎて、仕事の合間の
遊びの時間、雑談が減ってしまうことのあると思うの
です。
雑談での何気ない会話、お互いのプライベートなこと、
仕事のこと、取引先のこと、他の部署にこと、上司や
同僚のこと。あんなこと、こんなことが仕事を円滑に
進める潤滑油の役割を果たしています。
行き過ぎた業務効率化や、頑なな時短社員の「やるべき
ことはやりますから!」の姿勢で、本当は大事な雑談を
してはいけない雰囲気になってしまう。
コミュニケーションの本当に目的は、”心の健康”のため。
と先日ある方が言っていましたが、まさにその通り。
雑談によるコミュニケーションが無くなってしまうと
心が不健康になってしまい、職場がギクシャク。
それこそ、ワークライフバランスも崩れてしまいます。
昔の職場の良さ、もう一度見つめ直しおた方が良さそう
ですね。
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新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役
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