遊ぶ×学ぶ=最強学習 ビジネスゲームの効用とは
「子どもは遊びが仕事だ。」という言葉があるように、子どもは、コミュニケーション能力や思考力、創造力、身体能力、社会性など、生きる上で大事な要素を遊びから学んでいます。
数ある遊びの中でも「ごっこ遊び」は子どもの成長に欠かせない要素の一つと言われています。ごっこ遊びは創造力を育みますが、役割を演じることやストーリーを考えることによって、自分のアイディアを表現する(自己表現)こともできるようになります。
加えて、ストーリー内で起こる様々な状況に対処しながら、自分の考えを整理し、行動する方法を考える力も養うことができます。これは、問題解決力の醸成と言えます。
さらに、ストーリーの中で、相手の表情を汲み取り、コミュニケーションを取らないといけないため、相手志向の醸成ができ、周囲と協働する力にもつながっているのです。
さて、ここまでに挙がった「創造力」、「自己表現」、「問題解決力」、「相手志向」「協働」というキーワードは、ビジネス現場でもよく耳にします。
これらは仕事を進める上で重要な要素であり、人手不足が深刻化している昨今、特に新人・若手社員には、早いうちからこれらを身につけて、主体的に仕事に取り組んでほしいと誰もが望んでいることでしょう。
しかし、大人になるとこれらを身につけるのは、とても難しい。若手育成の現場で頭を抱えている管理職・人事担当者もさぞかし沢山いらっしゃることでしょう。
若手に対して、きちんと指導しているのに「何故だか出来ない・身についていかない」という課題感をお持ちならば、少し方法論を変えて、人材育成に「ごっこ遊び」を導入してみませんか?
今、多くの研修会社がビジネスに必要なスキル・能力を少しでも楽しく身につけられるよう、ビジネスゲームを開発しています。人材育成の「ごっこ遊び」とは、まさしくビジネスゲームのことです。
大人のごっこ遊び「ビジネスゲーム」とは
ビジネスゲームは、実際のビジネスシナリオを模倣したシミュレーションゲームです。受講生は、模倣シナリオの中で、経営・戦略・意思決定力などを向上させていきます。こうしたゲームは、教育・トレーニングを目的としており、多くの場合そこにエンターテインメントの要素が取り入れられています。
ビジネスゲームの特徴は、大きく3つあります。
- リアルなビジネス環境
実際のビジネスや市場を模倣しているため、受講生は現実味の強い状態で仕事の進め方や意思決定を行う経験を積むことができます。 - 問題解決力と意思決定
受講生は戦略的に意思決定を行うことが求められるため、ビジネスを成功させるための問題解決力や判断力を身につけることが出来ます。 - 協働力と相手志向
ビジネスゲームの多くがチームで取り掛かる設計のため、周囲と協力するための相手志向や協働力が養われます。
「ごっこ遊び」が、子どもたちに幅広いスキルと能力を授けるのと同じように、ビジネスゲームも、新人・若手社員に仕事をする上で必要なスキルと能力を醸成させることができます。
ビジネスゲームのメリット
上記のように、ビジネスゲームは、仕事を進める上で必要なスキルと能力を身につけることができます。
何よりもビジネスゲームのメリットとして挙げられるのは、リスクを取らずにビジネススキルの向上が図れることです。
実際の業務では失敗できないことでも、ビジネスゲーム上の失敗であれば会社に悪影響を及ぼしません。あえて失敗できる環境を与えることで成長が見込めるのです。
また、ビジネスゲームはチーム対抗の競争的要素が組み込まれていることが多いため、受講生は戦略的思考と問題解決力を十分に発揮できるようになるのです。
まとめ
ビジネスゲームというと、遊びの要素が強く、楽しいだけで終わってしまうのではないか、と懸念される人も多いかと思います。
しかし、子供が、遊びからあらゆる学びを得ることで分かるように、人の学びの原点は遊びにあることから、遊びを通じて学習することは、人間が生まれ持った学習プロセスにぴったり一致していると言えます。
約半年後には新人社員を迎える企業も多いこと思います。来年の導入研修にビジネスゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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