時間外の会議について
ベンチャー企業などの傾向として上場前の繁忙期などに各部内の会議や
毎週行う社員全員会議等は、定時間外に開催されることが多い状況です。
しかし企業の成長とともにプライベートの充実を図りたい方や、
「定例会議が残業時間なのはおかしい。」と考える人も出てくると思います。
会議に参加した際の残業代は支払っていても、
そもそも残業しなければならないことが前提の定例会議設定は違法ではないのか?という
疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
このような場合、定例の会議体を元々の予定として定時時間外に組み込み、
結果的に1日10時間程度の労働時間が前提となってしまうのは確かに問題かもしれませんが、
ただそもそものところで、「毎週の定例会議が残業時間に設定
されているのがおかしい」という不満が出るという事自体から
会議体が形骸化しているのではないかということが推察されます。
定例的な会議はどうしても形骸化する傾向がありますし、
会議体の内容または会議体の参加者を再検討し、参加者を絞ると
いうことでそのような不満が出ない会議体に改善するという事も
必要ではないかと思います。
加えて、違法性というところのみに着目するのではなく、タイム
マネジメントの観点から、どうすれば定時時間外に会議が開催
されるという状況を改善できるか、業務改善の視点から社内で
検討されてみてはいかがでしょうか。
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山崎製パン㈱、セブンイレブン・ジャパン㈱、「TSUTAYA」FC本部㈱CCC人事部長、社長室長そして㈱ソフトバンクBBの業務企画部長と企業人を20年。独立し、㈱アウトソーシングSR、(社)人事部サポートSRを設立。
藤田 敏克(フジタ トシカツ) 社会保険労務士法人SRグループ 代表
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