各社のDEI進捗状況を可視化、将来インパクトもデータで示す

当社は「働き方が理由で離職する人を0にする」ことを目指し、データドリブンでDE&I（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）を推進するサービスを展開しています。

これまで多くの企業と対話を重ねる中で見えてきたのは、「経営層が本質的に問題を理解していない」「現場任せで、経営のコミットが見えない」といった、DE&I推進が空回りしている実態でした。たとえ制度を導入しても、なぜその施策が必要なのかが腹落ちしていないままでは、定着せず、推進担当者が孤立し疲弊することも少なくありません。

そこで当社は、企業ごとの人事データや従業員意識データをもとに、「誰に、どのような困難があり、それが業績や離職リスクとどう結びついているか」を構造的に可視化。経営層にも伝わる示唆を提供することで、現場と経営の意識の溝を埋めます。

さらに私たちは、外部コンサルとして一時的に支援するのではなく、「社内で自走できるDE&I推進体制」の構築をゴールにしています。DE&Iは一過性の施策ではなく、企業文化として根付かせ、継続的に育てていくもの。だからこそ、担当者や現場のリーダーが“なぜこの取り組みが必要なのか”“どう進めるべきか”を自ら考え、行動できるよう、段階的な伴走と内製化の支援を行っています。

代表自身が、夫の海外赴任に伴う離職や、女性ばかりがキャリアを中断している現実を経験したことを原点に、「“普通の働き方”が誰かを脱落させている」社会構造に疑問を持ち、本事業を立ち上げました。

人材確保が困難な今、「無尽蔵に働ける人」を求め続けるのではなく、「誰もが脱落しない職場」「多様な人が力を発揮できる環境」をどうつくるかが、企業の持続可能性を左右します。当社は、DE&Iを“人事施策”から“経営戦略”に転換する支援を通じて、すべての働く人が報われる社会の実現を目指しています。

弊社新規事業：IncluMoのサービス