エグゼクティブコーチング（Executive Coaching）

エグゼクティブコーチングは、企業のトップおよび経営幹部クラスの方がより一層優れたリーダーとして周囲に肯定的な影響を及ぼせるようになるための意識変革・行動変革を行っていただくためのプログラムです。

現代のビジネス環境は、複雑さと曖昧さにより意思決定を極めて困難なものにしているだけでなく、結果としてリーダーに必要なスキルも変化しています。このような不安定な市場で競争力を維持し、組織の中長期的な発展を促していくためには、より良い意思決定や、戦略的思考力、イノベーション力、組織運営能力が欠かせません。

【エグゼクティブコーチングにより解決できる一例】
・経営者に対する壁打ち相手（内省支援）
・サクセッションプランにおける経営人材の育成
・パワハラ傾向がある経営層の悪癖改善・行動改善
・エンゲージメントの高い組織づくりのための組織開発の支援　等

【課題】
〇事業を前進させる強いリーダーシップを発揮しているが、部下との関係構築の面で粗さがある
〇業績達成能力はずば抜けているが、部門最適に陥り全社最適で行動ができていない
〇能力が高く後継者候補だが、本人が現状に満足しており、昇格や後継者として組織を先導する意識が不足している

【効果】
■自己認識（セルフアウェアネス）の向上
…コーチングセッションと周囲のフィードバックより、クライアントが自身の長所と短所を理解し、自分の行動が与える影響を明確に把握できるだけでなく、経営層としての視野・視座・視点を得て、持続的な行動変容につながる

■結果としてクライアント（個人）のみならず、組織全体が変化
…フィードバックによる気づきと改善のための練習を通じて、クライアントの日々の行動やコミュニケーションが変化することで、周囲もその変化に気づき、周囲との関係性が向上する

■ビジョンと目標の明確化へ
…コーチとの対話によりクライアントが自分のビジョン、ミッション、価値観を明確にし、個人のキャリア観や目標を組織の目標と一致させることで、社内外により影響力を及ぼせるリーダーになれる

■リーダーシップ力、意思決定力、レジリエンス力の向上
…感情的知性、戦略的思考、他者を鼓舞し動機付ける能力などの「高度なリーダーシップ力」や、プレッシャーのかかる状況下での「より良い意思決定力」、挫折や困難からより容易に立ち直る「レジリエンス力」の向上が可能