カブシキカイシャイチシンコンサルティング
- モチベーション・組織活性化
- マネジメント
- コーチング・ファシリテーション
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
私たちは 教えるプロであり続けます
大人と子どもの学び方には違いがある一方で、多くの共通項があります。その共通項の1つである「主体的に学ばせる動機つけのメソッド(教え方のスキル)」は、管理職の部下育成や専門社員の教え方の向上など、あらゆるビジネスパーソンに役立っております。
細谷幸裕 株式会社 市進コンサルティング 代表取締役
対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 文京区 |
評価 | 0pt (ポイントの内訳) |
専門家コラム
登壇準備の負担感から解放される3つのアプローチ
細谷です。社内講師の登壇支援をおこなっていると、準備の段階において講師の方たちから「原稿はどの程度、暗記したほうがいいですか?」「スライドの内容はどのレベルまで解説すればいいですか?」といった悩みを聞きます。特に本人が作成していない教材(先達が作成した教材)を扱うときにこのような質問を受ける傾向があ...
探究世代の新人教育を考える
細谷です。2014年に中教審から「主体的対話的で深い学び」を目的としたアクティブラーニングが提唱されて10年が経ちました。2020年以降は学校現場でも探究型の教育が展開されるようになり、従来の教育とは異なる教育を受けた若手社員たちは今後増えてくることでしょう。 探究学習にはいくつかの解釈があ...
揺さぶりのファシリテーション
細谷です。社内講師の方たちのトレーニングに携わっていると、その立ち居振る舞いや場の取り回し方など、いくつかの観点からアドバイスをすることがあります。最近は社内講師の方たちのプログラムデザインやファシリテーションのスキルが上がっていて、単なる解説の仕方や演習の回し方にとどまらない、人間の学習心理を突い...
研修での学びを組織開発に活かすShare&Lead
組織内に「教えあう文化・学びあう文化」が醸成されることで、学びの資産が蓄積され、人も組織も発展していくと考えています。これを私は「ラーニングキャピタル」と言っているのですが、これは教える人を増やすことではなく、一方で学びたい人を増やそうというものではありません。教える・学ぶはあくまで手段であって、私...
描かれたビジョンの描かれない本質
細谷です。ここ最近は研修の傍ら、ある企業の管理職30名を対象に組織ビジョンの浸透をテーマとしたパーソナルコーチングを実施しています。このセッションでは事前に自身の組織リーダーとしてのビジョンを手書きでスケッチしてもらい、その絵をもとにコーチングで解像度を上げていく流れにしているのですが、この組織で特...
「誤答を扱う」ことを恐れない
細谷です。先日、人材開発担当者の方たちを対象に、「講師養成の視点で考えるリーダーシップ10の要点」というテーマでエンゲージメントを高める集団形成と成果を出すリーダーの関わり方についてお話ししました。10の要点には私たちの業界における学ばせ上手な講師が集団授業を運営する上でのポイントが詰まっていて、特...
新人に教えるときに役立つ「イントロ3原則」
細谷です。塾の指導法のひとつに「イントロ3原則」というティーチングメソッドがあります。 これは講師が知識や認知技能を教えていくときに、科目や学年やレベルを問わず、効果的・効率的に教えるメソッドとしてとても役立つ手法です。 ここで言う「イントロ」とは導入のことで、私たちの世界では単元の最初で...
行動としての「らしさ」
1992年頃の話なのですが、当時大学生だった私は、仲間4人と劇団を旗揚げし、学生劇団ながら当時としてはかなり過激な芝居をやっていました。公演はもっぱら乃木坂や荻窪の芝居小屋など30人も入れば酸欠になってしまうような芝居小屋でハイテンションかつ疾走感がウリでした。 当時有名な同世代の劇団には、...
ラーニングキャピタルが問われる時代へ
最近はエンゲージメントを高めるための施策として、職員同士の関係性を良好にしていくための「対話」の機会や上司と部下との「1on1」の推進、心理的安全性を高めていくためのサーベイの活用など、人材開発・組織開発の両面での施策が増えてきました。 私自身、塾予備校業界の出自であることから、HRの領域...
逆境から生まれた「信念」と「覚悟」の一事例
細谷です。私が塾の講師を初めて経験したのは大学を卒業してからで、学生時代はずっと芝居にのめり込んでいました。当時一緒にやっていた仲間の何人かは、今もネットやテレビで見かけることがあり、それぞれの道を楽しんでいるように見えます。 人生には、いくつかの転機というか、決断の時があって私の場合、大学を卒...
塾の教材作成の視点を応用してみる
私も以前は塾の現場で小中学生に国語や社会を教えていましたが、最近ではその当時に生徒として通っていた企業の教育担当者や管理職の方たちと出会う機会が多くなってきました。 実際に研修の休憩中に受講生から「細谷先生ですよね?」と声をかけられたことが何度かあり、「〇〇教室に通ってた○○です。覚えてますか?...
講師養成の観点から考える最高の教え方
人前に立って教えることを生業にして30年近くなりますが、自分の教え方に対する思考や行動が年々シンプルになっているのを感じます。 昔、生徒たちに教えていた頃は、テキストだけでは物足りず、先輩が使っていたプリントに頼ったり、社内の講師トレーナーの頃は、思考させる問いの面白みに、はまっていたりもし...
供給過多の学習コンテンツへの対処法
今年の4月から実務家教員課程というコース履修のため、都内にある大学院に通っています。このコースは実務経験が主に5年以上ある社会人を対象に、その経験やキャリアを学問の領域までまとめあげ、将来、大学で学生に教えたいという社会人が学ぶ課程になります。 私は週一回3時間、オンラインとスクーリングの併用で...
女子アイスホッケー日本代表のチームビルディングの秘訣
今月から女子アイスホッケー元日本代表の岩原知美さんが、私たちの新しい仲間として加わってくれました。女子アイスホッケー日本代表といえば、スマイルジャパンとして知られていますが、岩原さんは平昌五輪のときにスマイルジャパンに代表入りし見事入賞を果たしました。そんな岩原さんの経歴には華々しいものがありますが...
ロールプレイを演劇メソッドで効果的にする
社内講師養成のトレーニングをしていて多くの方からアドバイスを求められるのが演習運営です。特にペアやトリオでのロールプレイの運営に悩む方が多く、例えば互いに照れてしまい、本来の意図する演習にならなくなったり、決められたシチュエーションをこなすことが目的になり、台本の読み合わせのように終わってしまうケー...
役に嘘があってはいけない
周囲にはあまり言ってない話ですが、30年前の学生時代は芝居にのめり込んでいて、大学3年で母校のサークルを飛び出し早稲田の文学部キャンパスの当時スロープ下にあった劇団森という劇団に所属していました。 当時所属していたメンバーには、現在バイプレイヤーで活躍中の矢柴俊博さんや「のぼうの城」の作者の和田竜...
学級経営と組織開発の共通点 ~マネジメントのヒント~
管理職の役割として部下の育成と自部署の組織強化は常にテーマになりますが、この部下育成と組織強化を学校教育の「生徒指導」と「学級経営」に置き換えてみると、管理職が自部署の中で何をすべきかがイメージしやすくなります。 例えば、管理職が自部署の部下をどのように育成すればよいかを考えるときに、管理職自身を...
社内e-learningの理解度を効果的に測る視点
いま、多くの企業でe-learning や動画教材の内製化が進んでいますが、オンデマンド教育の重要な要素である「理解度把握」や「研修転移」に課題を抱える組織が増えています。そのオンデマンド教育の理解度把握手法の1つがテストになりますが、このテスト設計が実はかなり属人的に作られているように感じています...
テストフォーミュレーションの未来
テストづくりの手法を独自に再構築することで、企業内教育にイノベーションを起こしたいと本気で思ったのが今年の6月でした。そこから「テストフォーミュレーション」という言葉を打ち出し、多くの方たちから反響をいただきました。 私の中でのテストづくりとは常に「プレイフルファースト」でありたいと思っています。...
選択肢に込められた創造性と学び
30年近く前「たほいや」という深夜番組に夢中になっていました。この番組は当時5人のタレントが広辞苑に掲載されているマニアックな言葉を拾い出し、メンバー全員がその言葉から連想するニセの選択肢を作って互いに本物の答えを探り合うというゲーム番組です。 このゲームの面白さはメンバー全員が問題の出題者であり...