【採用】インターンシップ企画 vol.01 ~近年の動向~
25卒本選考と並行して、26卒の採用活動も動き出す時期です。
母集団形成の重要となるのは『インターンシップ』ですが、近年の動向、学生の目的などを今週はご紹介していきたいと思います。
【夏から参加】
25卒10月時点 インターンシップ参加率89.3% ※マイナビ調べ
19卒が同時期70%位でしたので、ここ数年で夏休み時期に、インターンシップに参加することがスタンダードになったと言えます。
大手ナビ媒体も4月からインターンシップ用のサイトを公開するなど、早期化傾向にあります。
【志望業界・職種に影響】
インターンシップは『就業体験』というように、仕事理解のためのコンテンツです。
学生自身もそれを目的のひとつとして参加するため、志望業界・職種への影響はもちろん大きくなります。
リクルートの調査で『入社予定企業・業界』と『インターンシップ参加企業・業界』の相関について推移を発表しています。
23卒
・インターン参加企業に入社予定 41.4%
・インターン参加企業ではないが同業種の企業に入社予定 27.9%
・全く異なる業種・その他 30.7%
自身がインターンシップに参加していない企業への入社も一定数はありますが、インターンシップに参加した企業と同業種は合計で69.3%と高い割合を占めています。
学生の選択肢に入るためには、まずインターンシップに参加してもらうことが重要だと言えるでしょう。
【重視するポイント】
リクルートが調査したアンケートでは以下のような回答が出ています。(23卒)
1位:内容 58.0%
2位:日程・期間 45.1%
3位:職種 43.5%
4位:業種 42.8%
5位:WEB参加可 34.9%
~中略~
企業知名度 18.2%
企業規模 17.0%
企業を調べる際は、知っている企業=知名度の高い企業に目が行きがちではありますが、インターンシップを選ぶ際に、重視するポイントとしては”知名度”はそれほど高くないようです。
知名度や規模よりも、内容の充実度、日程、職種・業種を重視する傾向があるため、知名度があまりない中小企業であっても、しっかり内容設計を行い、集客に力を入れることで、多くの学生に参加してもらうことが可能だと言えるでしょう。
▼▼▼POINT▼▼▼
■夏休みにインターンシップ参加はスタンダード傾向。
■インターンシップに参加した業界に入社する割合が7割。
■インターンシップは、知名度よりも内容重視の傾向がある。
- モチベーション・組織活性化
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【元人事担当】経営コンサルティング企業にて人事責任者の経験
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