【採用】 新卒採用のスケジュール vol.2
新卒採用のスケジュールを検討する上で、学生によって動き方も異なる点をおさえましょう。
【理系学生:志望業界を早期に固める】
理系学生は文系学生よりも志望業界を早期に固める傾向があります。
理由は、学部選択の時点で「専門性」が明確になっており、その専門性を活かす仕事に就きたいと考えていることが多いためです。
また、学業・研究が年次が上がるごとに忙しくなるため、早めに就活を終わらせたいと考えている人が多いのも要因と言えます。
そのため、理系をターゲットとする企業は、早期に接触できるよう工夫が必要になってくるでしょう。
【文系学生:多くの企業に応募する】
理系に比べ学業の面では比較的時間に余裕があります。
職業選択においては、エンジニア職など理系向け職種も文理不問が多くなり、選択肢が広がっているため、幅広い業界・職種を検討する傾向が高いです。
そのため、初回接触時、自社の業界に志望が高い状態ではないこともあります。
媒体やイベントで接触の際「○○○志向の方」など、具体的な対象に向けたメッセージを伝えないと響きにくい可能性があるため注意しましょう。
早期に活動をする理系学生はもちろん、文系学生も集中して活動する時期である【夏休み】時期のインターンシップは
長い採用活動の中で、多くの学生と接触する重要な時期と言えます。
【夏休み終了時点のインターン参加率】
25卒10月時点インターンシップ参加率 89.3% ※マイナビ調べ
夏休み(8~9月)迄のところで9割近くの学生が、インターンシップに参加済み。これは年々数値が高くなっています。
夏休みは長期インターンシップにも参加しやすいことも要因と言えます。
【帰省学生を狙える】
長期休暇時期は、地元就職も視野に入れている学生も多くいます。
通常時期よりもUターン組に参加してもらいやすくなりますのでターゲットの幅が広がります。
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学生が活発に活動する夏インターンシップでいかにターゲットとする学生と接触するか。
良いスタートダッシュを切るためにも、夏インターンシップの企画強化を検討する必要があるといえます。
▼▼▼POINT▼▼▼
■理系は早期に志望業界を固める傾向…早期にアプローチを。
■文系は広く業界志望する傾向…特定の対象に向けたメッセージを。
■約9割の学生が夏休みまでにインターン参加。
■長期休暇時期のインターンは帰省学生を狙える。
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【元人事担当】経営コンサルティング企業にて人事責任者の経験
【キャリアコンサルタント】キャリア支援の国家資格取得
<自身が人事担当時代『困った・知りたかったこと』をショートコラムとして発信中>
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