Python実践試験の合格率が50%前後に
さて、開始して2か月がたったPython 3 エンジニア認定実践試験(以下、Python実践試験)の合格率が見えてきました。現在、合格率が50%をチョット超えたところになります。
この合格率が高いか低いかという話ですが、Python実践試験はPythonを仕事で使う上で重要な仕様やライブラリの使い方を問う試験になります。つまり、Python実践試験は仕事で使う上で押さえてほしいところを出題した試験になります。細かい技術や複雑な難題を出題しているつもりはなく、実践的な出題をしている試験です。そういう意味では、今、Pythonを仕事で使っている人であれば、主教材の書籍「Python実践レシピ」を復習がてらに見直して受験して合格できるようなことを想定しています。
Python実践試験はPythonのコーディングをした経験がないと、難易度が高く見える試験ですので、Pythonのコーディング歴が浅い方は主教材の「Python実践レシピ」を読み進めつつ、都度、Python開発環境上で試しながら理解を深めていくと、合格が近づいてくると思います。
こう書くと「Python実践試験は本を読んだだけじゃ合格しないの??」って驚く方もいるかもしれませんが、そもそもPythonはプログラミング言語であり、「Python実践試験」はPythonの実践レベルの重要な仕様やライブラリの使い方を問う試験なので、Pythonコーディング歴が浅い方が、本を読んだだけでは合格しないほうが、あるべき姿だと思っています。そういう意味では、当協会の試験問題作成チームは良い問題を作ったと思いますし、Python実践レシピの執筆陣も素晴らしいと思います。
いかがでしょうか?Python実践試験の合格率や難易度に関してご理解いただければ幸いです。
企業の皆様で、Pythonエンジニアの育成を目指すのであれば、是非、Python実践試験の合格を一つの指標に育成を進めていただければ幸いです。
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
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