PythonZen & PEP 8検定が開始8か月で2千名に
今年の年初に開始した「PythonZen & PEP 8 検定試験」が開始8か月で受験者数が2千名に達しました。PythonZen(The Zen of Python)とPEP 8はPythonのプログラミングのお作法と言われているもので、Pythonを学ばれる方にはぜひ知ってほしい内容です。これを一人でも多くの方にチェックいただきたいため、当方はこの試験を無料で提供することにしました。
※Pythonの心得「PythonZen(パイソン・ゼン:The Zen of Python)」について
Pythonの設計について記述されたイディオム集です。「Zen」は日本語の「禅」から来ています。PythonZenとは、Pythonの禅としてPythonの設計について記述されたイディオム集です。Pythonのインタプリタで、 import this と実行すると英文で内容が表示されます。Pythonを学ぶ際に、是非熟読しておいていただきたいイディオム集です。
※PEP 8(ペップ・エイト)について
標準のコーディング規約としてPEP 8で定義されているものです。
Pythonは人工知能、機械学習、ビッグデータ、ネットワークインフラ(自動運用等)、Web等で中心的に使用されています。各分野の成長が著しく、近年のPythonの求人数は年間1.5倍前後で増えています。Python需要の増加に伴い、Pythonの関連書籍やプログラミングスクールが増える一方、Pythonを深く理解していない人が書いている書籍やPythonZenやPEP 8を知らない講師が、不適切なPython文法を教えてしまうケースが散見されていました。そこで、Pythonのお作法ともいわれているPythonZenとPEP 8の無料試験を提供いたしました。そして無料で提供することで、多くの教育現場でご活用いただけるようになりました。
本試験の目的にはPythonを学習される方にPythonZenやPEP 8を意識していただくことです。「PythonZen & PEP 8 検定試験」が開始8か月間で2000名に受験をいただいたということは一定の成果があったのではないかと推測しています。当協会はこれからも「PythonZen & PEP 8 検定試験」の普及に努め、より多くの方のPythonの学習支援を行う所存です。
◆「PythonZen & PEP 8 検定試験」概要
試験名称:PythonZen & PEP 8 検定試験
概要:PythonZen(The Zen of Python)とPEP 8に関する知識を問う試験
受験料金:無料
問題数:20問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
試験方式:WBT(インターネットが接続できるブラウザ環境があれば、だれでも受験できます)
出題範囲:PythonZenとPEP 8より出題
興味があるかたはサービスページをご覧ください。
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 江東区 |