Python3エンジニア認定試験 勉強方法別 合格率
こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。
2022年5月の受験者アンケートの結果を集計してみると以下のようになりました。
<2022年5月受験者のアンケート集計結果>
勉強方法と合格率の相関について
対象試験:
Python 3 エンジニア認定基礎試験 Python 3 エンジニア認定データ分析試験
結果:
認定スクール等のPython研修を受講して受験した方の合格率 82.8%
動画のみで勉強した方の合格率 25.6%
Python書籍を読んで勉強した方の合格率 71.1%
その他(社内勉強会など)の方の合格率 39.8%
上記のアンケート結果より一番合格率が高いのが認定スクールによる研修コースということがわかりました。次点が書籍による独学で、次が社内勉強会、動画のみの学習という感じでした。試験自体が主教材から全方位的に出題するので、全体を理解しやすい研修や書籍による学習が他より、大きく離した合格率になっています。一方で学習時間ですが、研修コースはそのコースによってまちまちですが、法人向けのPython 3 エンジニア認定基礎試験やPython 3 エンジニア認定データ分析試験に対応したコースは3日から4日のコースが多いようです。1日6時間の授業とすると合計24時間となります。書籍をどれくらいで読んで理解できるかといえば、人によってまちまちですが、24時間で読んで理解することは難しいと思います。そういう意味では最短時間で学習でき、最も合格率が高い学習方法は研修ということになります。
現在、当協会ではSNSで受験宣言することで、試験の主教材書籍をプレゼントするキャンペーンをやってます。研修を受講される方はこちらの書籍プレゼントにも応募いただき、試験の前に復習をして受験に臨まれると良いと思います。
では、どこのスクールで受講するのが良いかという話ですが、受験を考えるのであれば認定スクールの研修がお勧めです。認定スクールの講師は当協会の試験に合格した講師が講義を行なっています。また、当協会の取り組みに賛同いただいた上に、多くの認定スクールがPythonの研修コースを定常開催しています。定常開催をしていて、毎年の認定料金を支払えるということは研修として軌道に乗っていることの裏付けでもあります。Python研修を受けるならそういうスクールで受講いただきたいとシンプルに思います。付け焼き刃なスクールが存在しているのも事実なので、皆さんには見極めをお願いしたいところです。そういう意味でも認定スクールの研修コースを受講されるのが比較的安心ということになると思います。
最後に肝心なことを申し上げます。
認定スクールのPython研修は確かに一番合格率が高く、学習時間も短くなりますが、受講しただけで合格できるわけではありません。研修内容を理解して合格が見えてくるはずです。そこでおすすめしたいのは、一部の認定スクールが実施している模擬試験です。
模擬試験を受験いただき、苦手な分野や、理解できていないところを復習してから受験をされるとより合格しやすいと思います。
主要な認定スクールにて複数の模擬試験が運営されています。興味がある方は「Python試験 模擬試験」で検索されると出てきますので、ぜひ社内に共有いただき、ご活用いただければ幸いです。
それでは今日はこの辺で
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
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