『「英語」という知識を解放させることで生きる英語力』
10/3(水)に実施したグローバル人材育成研究会でお招きした、
ビジネスプロフェッショナル向けの語学学校として
欧州のグローバル企業を中心に名だたる企業から高い評価を得ている
イギリス、ロンドンの語学学校、The London Schools of EnglishのCEO、
Timothy Blake氏からこんな問いかけがありました。
「日本人の英語力を高める上で必要なこととは?」
皆さんならこの問いかけにどう答えますか?
彼の答えは、『「英語」という知識を頭の中から解放させること』でした。
ほとんどの人が中学校に始まり、高校・大学と9年または
それ以上英語を学ぶものの、なぜか話せない、使えない。
これは、英語が「知識」としてのものであり、「ツール」として学べていないからです。
事実、海外の語学学校の入学時のクラス分けテストでは、
日本人は文法面では他国の参加者よりも高いスコアを出すものの
スピーキングでは低いスコアになる。
逆にスペイン、イタリア、南米などの参加者は明らかに文法は変でも、全く意に介さずどんどん話す。
こんなことが常に起きています。
そこで、LSEが行っていることは、日本人が頭の中に頑丈にロックされている
保有知識としての英語を解放して、発揮能力化するための場作りです。
授業の組み立て、参加者へのフィードバックなど間違いを恐れず、
使ってみる、試してみることを促進しています。
初級者にもこの考えは当てはまります。
普段の英語学習において、いかに「ツール」としての英語を学び、
実践出来るようにするかが、成功要因のひとつだと考えています。
もちろん初級者ですので、知識を増やす部分も行います。
しかし、陥りがちな知識をまず増やして準備出来たら使う、ではなく、
学ぶと同時に使い続けることで、「ツール化」します。
そこに、一人ひとりの「モチベーション」を明確化して、
ありたい姿をイメージ化するという後押しをすることで、英語学習を持続可能にし、
半年後、一年後には成果を出せる。
そんな場作りが英語力に関する課題の解決法のひとつだと実感しています。
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「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!
海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。
福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
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