優秀な営業マンを複製することは出来るのか?
面接時、例えば、このようにに思ったことはないだろうか?
「この目の前の営業マンが、期待通りの働きをしてくれる人物かどうかを、事前に見極められないか?」
しかし、仕事で成果を上げる要素が何かを突き止め、その成功要因を将来の人材に共有することは容易ではない。
なぜなら、人から観察して分かるのは、全体の1割に過ぎず、残りの9割は外から見えない部分にその要因があるからだ。
その人の学習スタイル、行動特性、仕事への興味は、もはや隠れて見えないことが多い。
高い成果を上げる営業マンとそうでない営業マンの違いを作っている要素は何か?
違いを生み出す要素は、学歴、人種、年齢、スキルレベル、その職務の経験といった要素ではなく、
「その人物がどれだけその職務にフィットしているか」が重要なのである。
職務にフィットした人材が働く組織では、離職率が下がり、生産性が向上する。
職務にフィットしているかどうかを、面接や履歴書、周囲の評判だけで見抜くことは極めて困難である。
では、職務マッチングを実現させるためには、どうすればよいか?
下記3つのステップがカギとなる。
1.対象となる役割やポストで求められるものを正確に理解する
⇒優れた成績を収める社員の営業実績、売上高、品質評価、顧客満足度調査結果などのKPIを調べる。
成績優秀者の資質、行動、仕事に関した個人の傾向の要点を捉える。
2.そのポストで成功した社員の特性を押さえる
⇒成績優秀者のアセスメント結果のデータを使って、
成功する人材の特性を定義するパフォーマンスモデル(ベンチマーク)を構築する。
3.そのデータを採用候補者の評価基準として使い、その人材がこれから収める成功を予想する
⇒構築したパフォーマンスモデルに照らし合わせ候補者を評価し、
そのポストに就いた場合に発揮できる最大限の生産性とエンゲージメントを把握する。
5月19日(木)に開催する6名様限定のプレミアム分科会では、
自社の営業マンの「職業DNA」ともいうべき営業としてのポテンシャルを可視化するアプローチをご紹介する。
日本の企業において、実際に成果を上げている営業組織の導入事例をご紹介し、貴社の営業組織の生産性向上へのヒントとなる情報をご提供する。
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「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!
海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。
福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
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