無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

苦手な人との関わり方

こんにちは! 株式会社Community For All代表取締役の小野孝太郎です。 今日は「苦手な人との関わり方」というテーマでお話したいと思います。 苦手と感じる人と関わる際の参考になれば幸いです。

■そもそも「苦手な人」とは?

「苦手」を辞書で調べると
・扱いにくく嫌な相手
というのが第一の意味になっています。 自分にとって扱いにくく、嫌な気持ちがする人が「苦手な人」です。 皆様の周りには「苦手な人」はいらっしゃいますか? もしそうなら以下の考え方を応用できるかもしれません。

■なぜ「苦手」と感じるのか?

具体的な例でご説明します。
あるお客様に「文句が多い人とのコミュニケーションの取り方」というご質問をいただきました。 このような時、どうすれば良いでしょうか?
この質問をしてくれた人をAさん。「文句が多い人」をBさんとします。

私でしたら以下のように考えます。
「文句が多い人」をまず「事実」と「解釈」に分解します。
「文句が多い人」というのは「解釈」です。
その解釈の前に、AさんとBさんとの関係性において起こったなんらかの「事実」があるはずです。

例えば、

“Aさんが職場で指示を出したら、Bさんは首を横に2回振り、Xと述べた”

など、実際に起こったありのままのことが「事実」です。

Bさんが述べた内容Xを「文句」と解釈し、おそらく過去にも同様に「文句」と解釈した場面が複数回あったので「文句が多い」という解釈をしているのだと察します。

もしかすると、Xの内容は、Aさんからの働きかけに対して反対するような内容かもしれません。 そんなことを言うBさんに対して、Aさんは苦手意識を持っているのではないでしょうか。

AさんがBさんを苦手と感じているのは「文句が多い」からなのではありません。「文句が多い人」と解釈しているから苦手と感じているのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

まず第一に、自分の解釈を手放してみるのです。例えば、

「Bさんは自分とは違う考え方をしている」

どちらが良いも悪いもなくて、AさんとBさんは違う意見を持っている。違う考え方をしている。そのように現状を捉え直してみるのです。

これができれば、次のステップに進むことができます。 そのステップとは、大ベストセラー「7つの習慣」の5つ目の習慣にあります。「まず理解に徹し、そして理解される」です。

■まず理解に徹し、そして理解される

BさんはAさんからの働きかけに対して”X”という内容の反応をしました。 その背景にはBさんのどのような想いがあったのでしょうか? まずそこを丁寧に聞くことが大切であると私は考えます。

A「そうですか。BさんはXと考えるのですね」
B「はいそうです」
A「考えを伝えてくださりありがとうございます」「一つ質問しても良いですか?」
B「いいですよ」
A「もう少し詳しく、Xと考える理由を良かったら話していただけますか?」
「BさんがXという考えに至った背景にある想いを詳しく理解したいんです」

例えば、このような感じで、Bさんが、Xという発言をした背景にある想いを聞いてみるのです。 もしかしたらAさんが想像もしなかった理由が隠されているかもしれないし、ひょっとすると、Bさんが言っているXにAさんも合意できる可能性だってあるかもしれません。

ちなみに少し話しが逸れますが、何かを相手に質問したり伝えたりする前には「許可を求める」ことは相手との関係性を良好にするのにとても有効です。 つまり「質問しても良いですか?」「今感じていることを伝えても良いですか?」と伝える前に尋ねるのです。 相手はそれにより心の準備ができるし、聞く態勢が整います。 相手にいきなり何かを言われて戸惑った経験があるのではないでしょうか?

■意見が対立したときには、合意できる上位目的に立ち返る

上述のように聞くことで、BさんがXと述べた背景にある想いを理解できるし、もしかしたらその考え方は自分にとっても盲点だった可能性もあります。

しかし意見は対立したままでしょう。 そのような時にとても有効なのは、まず、お互いが合意できる共通の目的を確認することです。

意見が対立するのは、何らかの目的に対する手段だったり、考え方で対立しているはずです。 ですからそもそも今何を目的に話しているのか? お互いが合意できるところまで立ち返るのです。

その上で、関わる人達それぞれの違った価値観を取り入れて、皆が合意できる着地点を一緒に見つける姿勢が大切だと私は考えます。 このプロセスには時間がかかるかもしれません。 それでもやるだけの価値があると私は考えます。 そうすることで組織のメンバーひとりひとりが、目的に向けた手段を自分なりの考え方で発想するようになっていきます。 その考えを丁寧に聞かずに頭ごなしに否定すれば、メンバーは心を閉ざします。 全ての人の自由な創造性を解き放つためにも、一人ひとりの発言の背景にある想いを深く聞いていくことがこれからのリーダーに求められると私は思います。

  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション

元シリコンバレー・ソフトウェアエンジニア
現コーチ、代表取締役
お気軽にお問い合わせください!

シリコンバレー在住27年。シリコンバレーのエンジニアのキャリアを捨てて、日本の教育を変えるために2016年より日本の公立の小学校の教員を2年間した後、コーチとして独立し4年間個人事業でライフコーチングを行った後日本で株式会社を設立しました。

小野孝太郎(オノコウタロウ) 株式会社Community For All 代表取締役

小野孝太郎
対応エリア 全国
所在地 中央区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

部下の弱音を吹き飛ばすリーダーの一言~組織のD&I実現の土台

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「一人ひとりが充実した仕事人生を送れる組織となる」 について一緒に考えていきたいと思います。   ┏━━━...

2024/04/26 ID:CA-0005316 ダイバーシティ&インクルージョン