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カウンセリングとはいうものの

こちらのコラムでは

労働者のメンタルヘルスにおいて、どんな問題が起きて、どんな風に解決していくのか、というお話をしています。

※こちらで紹介する事例は、実際の事例をもとにしていますが、架空、もしくは脚色がされているものとお考え下さい。

 

今回は、『カウンセリングとはいうものの』というお話をいたします。

 

わたしは、現在は組織の運営や、こうしたEAPの取り組みなどにかかわっていますが、様々な心理面接の場に身を置いてきました。

 

一般的に考えれば

医師、弁護士、税理士、パイロットなどといった『士業』『専門職』を営んでいる方というのは、学歴も収入も高く、ゆとりのある生活を送っていると考えがちかもしれません。

実際、所得という点ではその通りですが

だからと言って、必ずしも「職業生活」「家庭生活」が順風満帆かというと、そうとばかりも言えません。

 

個人的には、そうした職業のいずれの方のご相談もいくつも出くわしますし

その状況は、いわゆる会社員とか自営業の方と変わらないものです。

 

わたしたちの職業生活、家庭生活は、決して収入や学歴によってのみ、左右されるものではなく、個々人の在り方、生き方によるのだ、ということを実感させられます。

 

今回は、ある医師のご家族のご相談を取り上げてみましょう。

ご家族は、外科医師の夫B、元客室乗務員で主婦の妻Aと、5歳の男のお子さんCというご家族です。

これだけ聞いたら、何に不自由するのだ、と思うでしょう。

もちろん所得は問題なく、持ち家もあり、外車を複数所有し、お子さんは元気で賢い子です。

ご相談は、妻であるAさんからのものでした。

 

外科医の夫Bは、仕事が非常に忙しく、ほとんど家に帰ってこなくなっている。

この頃、自分と、息子Cが外出している時間に、だれか家に入っている形跡がある。

どうも、夫Bの母(姑D)のようである。

 

もともと、姑Dは、結婚に反対していて、結婚後も夫Bに対して、離婚するように繰り返し働きかけている。

最近になって、夫Bが家に帰ってこない期間が長くなり、どうも実家に行っているようだ。

夫Bの同僚の医師の妻からは、

『Bが病院の若い看護師と一緒に出歩いている』

という話も聞いている。

悪いとは思ったけれども、夫のスマホを見たら、見たくない写真も残っていた。

もし、離婚するとなったら、自分は無職であるし、息子の親権は父親側に行ってしまうと思う。

自分は、結婚生活を続けたいが、どうしたらいいのか。

 

こうしたご相談は、

確かに、部分的にはカウンセリングであると同時に

とても現実的な対応を求められるケースです。

 

よく、

『カウンセリングに行ってきなよ』

というと、

『話を聞いてもらいに行く』

という意味にとる方も少なくありません。

 

これは、半分は正しいのですが

こういった対応についての相談では、

『具体的な処理や対応を、他の専門職も含めて決めていく』

という面談になることも少なくありません。

 

わたしは臨床心理士、公認心理師だけでなく、キャリアコンサルタントやFPなどの資格も持っています。

具体的な決定は、もちろん本人がしていくことになりますし

意思決定は一緒に考えていくのですが

本人の感情に添いつつも、必要な情報提供をしたりすることもあります。

じっくり意思決定をしていくことは大切なことなのですが

クライアントさんの不利益につながるような対応を、今現在とっている相手がいる状況では

スピードが必要になることもあるのです。

その際に、必要な知識は、なかなか広範なものになります。

 

こうした面談は

本来は純粋なカウンセリングではない

と思いますが

こうした相談のほかにも、

借金に対する悩みとか、ギャンブル依存などのように

心理面接と他の専門職との狭間にあるような問題というのは、EAPでも大変多いものです。

 

ですので

具体的な手続きについて、どこに行ったらいいのか

どの専門職につなげばいいのか

などについて知っている必要があります。

 

このケースについては

最終的には、夫Bと姑Dからの強い申し出もあり

Aさんも納得する形で離婚が成立しました。

夫B側の不貞の資料を十分に集めることができたため

Aさんは当面生活していける預貯金などの資産の分配と

お子さんの養育権を得ることができました。

 

家庭を立て直す、ということはできませんでしたが

それぞれが、現段階では納得するような結末だったようです。

 

ただ

担当していた私個人としては、

いろいろともやもやするのは言うまでもありません。

 

でも、こういうお仕事もあるのです。

  • モチベーション・組織活性化
  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • キャリア開発
  • マネジメント
  • コミュニケーション

KIRIHARE株式会社は、臨床心理士の視点から、
業務に役立つ情報を発信しております。

弊社では予防・発見に特化した次世代型のEAPを提供しております。

KIRIHARE所属 臨床心理士(キリハレ) KIRIHARE臨床心理士 品質責任者

KIRIHARE所属 臨床心理士
対応エリア 全国
所在地 墨田区

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