優しさには「勇気」が必要だ
突然ですが、あなたは、
「広く浅く」の人間関係を好みますか?
それとも、「狭く深く」の人間関係を好みますか?
決めつけではないのですが、
あくまで傾向として・・・
「広く・浅く」をお好みの方は、
もしかすると、相手の懐に入り込む「勇気」がないのかもしれません。
「深く付き合うと面倒なこともありそうだしここまでにしておこう」
「深入りしたら、自分の本性が見えてしまうかもしれない」
そんな恐れを抱くことはないでしょうか?
「狭く・深く」をお好みの方は、
初対面の方にたいして「なめられてはいけない」とか
「~と思われたらどうしよう」という気負いがあるのかもしれません。
かくあるべしというものに囚われて、
そう思われないように必死で取り繕う、
そんな経験があるのではないでしょうか?
いずれも、”自分の心を守る“方向性にベクトルが向いています。
人間として、大切な防衛本能ですので、一概に否定をするつもりもありませんし、
私自身、そういう気持ちがないわけではありません。
(むしろ人一倍強いほうなのではないでしょうか)
ただ、それでは、よいリーダーにはなれません。
リーダーとしての役割を果たすことができていないからです。
本当の優しさとは、
「相手の将来を見据えたときに、相手の良さを引き出すには
どうしたらよいのかを考えて気づかせてあげること。」
だと私は考えています。
できないことから推測されるマイナスな感情に溺れて
相手を責めることは賢い選択とは言えないでしょう。
(あいつはダメだ、面倒くさがっているだけだ、
自分が傷つきたくないから行動しないだけだetc
←もちろん、言いたくなる気持ちはよくわかりますよ。笑)
相手を引き立たせるには
どのようなポジショニング・役割の「設定」が必要で
そのために今必要なことは何か?
これは営業をする上でも重要な視点です。
「このお客様が部下の方から信頼されるには何が必要か?」
「理事長から信頼を得るにはどのようなポジショニングが必要か?」
「この組織でこの方の明晰さを活かすには、どのような要素が必要か?」
こういったことを真剣に考えて部下の方や
お客様と接していますか?
自分を守ることにエネルギーを傾けるのではなく、
勇気を出して、相手を活かすことにエネルギーを傾ける。
そこに愛情と優しさが生まれるのだと思います。
私自身もまだまだ半人前ですが、
共に取り組んでいきましょう!
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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