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1on1の現場から:上長が解決できない課題は?

1on1という言葉がまだ市民権を得ていなかった8年前。1on1導入の必要性を説きながら多くの企業のコンサルティングに携わってきました。

大手企業では当たり前のように1on1が実施され、1on1の研修や、運用の専用システムも世の中にでてくるようになりました。

中小~万単位の大企業まで、多くの企業での1on1導入を支援してきた経験から、実際に現場で1on1を実施する上長、される側のメンバー、導入・定着化を担当する推進者の方たちが感じている疑問・課題について、お答えしたいと思います。

弊社の導入・定着化支援の考え方は、アジャイルHR代表の松丘啓司の1on1における考え方を基本としています。詳細は「1on1マネジメント」をぜひ手に取ってみてください。

 

Q.メンバーの悩みを解決できない時はどうしたらいいですか?

前回のコラムでは、その人がどのような事や時に、充実感ややりがいを感じるかのという「内的動機」と、何を大切にしているかという「価値観」のことを指す、「内の軸」について解説をしました。https://jinjibu.jp/spcl/hiroe-inoue/cl/detl/6203/

 

上長や周囲の人が、メンバーの「内の軸」に基づいた思考や行動を承認したり褒めたりすると、メンバーの強みがより強化され、エンゲージメントもパフォーマンスも高くなるといわれています。

 

それであれば、常にメンバーに「内の軸」を発揮してもらえばいいわけですが、残念ながら、その「内の軸」は常に最高の状態にあるわけではなく、モチベーションが低い時には、「自分らしさ」の発揮が難しくなります。

 

さらに言えば、自分の良さがうまく現れないだけではなく、逆方向の行動になってしまうことさえあるのです。

 

例えば、前回のコラムで例にあげたように、周囲から「ありがとう。〇〇さんのおかげで助かった!」と言ってもらえることに喜びを感じる人の場合、「自分はこんなに頑張っているのに、感謝をしない人が悪い」と攻撃的になってしまうようなことが起こります。

 

そのため、上長はメンバーの「内の軸」を知っておくだけではなく、メンバーの心の状態が今どうなのかを把握しておく必要があります。

 

そして、もしメンバーのモチベーションが低いのであれば、悩みを聞いてあげたり、必要に応じてその原因を取り除くなどのアクションをとることも求められるでしょう。

 

1on1は、まさにその悩みを聞いたり、上長としてどのような支援をすることが適切かを相談する場にもなります。

 

そうはいっても、なんでもかんでも上長が解決できるわけではありません。その時はどのような対応をするのがベストなのでしょうか?

 

対応が難しい相談があった場合、「自分には難しい」と否定せず、まずは話を全て聞くというのは大前提です。

 

その上で、「~さんはそれについてどういう状態が好ましいと思う?」と問いかけたり、「今はすぐに解決できないけれど、一緒に考えていこう」という声掛けをしたり、「以前話をした~の件だけど、まだ解決はできないけれど、~というように考えている。~のような行動をしようと思っている」と、常に気にかけていること、何かしら動こうとしているという状況を、都度共有してあげることが必要です。

 

また、上長だけの力で解決が難しい場合は、上長の上長や、適した第三者の力を借りることを検討してみてもいいでしょう。その際には、「自分では対応が難しいので、~さんに相談をしたいと思うがよいか?」と、必ず本人の許可を得た上で、アクションをしましょう。


上長研修の際に、何でも自分が正解をもっていなければいけない、解決できなければいけないと気負いすぎている上長がよくいます。

 

メンバーは何もかもを解決して欲しいと望んでいるわけではなく、いつでも聞いてくれる、一緒に考えてくれている、気にかけてもらえていると感じることで、安心して業務に向かうことができます。

 

そのことを上長側も知っておくことで、気持ちの余裕をもってメンバーの話を聞くことができるようになるのではないでしょうか。

このコラムを書いたプロフェッショナル

井上弘絵

井上弘絵
株式会社アジャイルHR マネジャー

支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。

支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。

得意分野 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、チームビルディング、コミュニケーション
対応エリア 全国
所在地 港区

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