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管理職研修の効果にバラつきが出る理由とは?

リーダーシップ研修(管理職研修)でこんな経験ありませんか?

「研修中はみんな頷いているのに、現場に戻ると元通り...」 「Aさんには効果があったけど、Bさんには全然響いていない」 「『私には向いていない』と言い出す管理職が出てくる」

実は、これらの問題には共通の原因があります。一人ひとりの強みを無視した画一的なアプローチを取っているからです。

なぜ「自分らしいリーダーシップ」が重要なのか

ギャラップ社の長年の研究で明らかになった事実があります。それは、優れたリーダーに共通するのは、特定のスキルではなく「自分の資質を強みとして活かしていること」だということです。

つまり、カリスマ的なリーダーもいれば、静かに支えるリーダーもいる。どちらも正解なんです。

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)を活用したリーダーシップ研修では、この「自分らしさ」を最大限に活かすアプローチを取ります。

実際の研修で起こる「目からウロコ」の瞬間

ケース1:「私にはリーダーシップがない」と思い込んでいた課長

Sさん(40代・製造業)の場合

「共感性」「個別化」「調和性」が上位資質のSさんは、いつも「自分にはリーダーシップがない」と悩んでいました。会議でも発言は少なく、部下からの相談には親身に乗るものの、自分では「ただ話を聞いているだけ」だと思っていたのです。

ところが、ストレングスファインダー®の研修で自分の資質を理解すると、大きな気づきがありました。

「私は一人ひとりに合わせたアプローチができるんですね。これもリーダーシップなんですか?」

そうなんです。Sさんのような「支援型リーダーシップ」は、現代の多様な職場では非常に価値の高いスタイルです。実際、研修後のSさんの部署では、部下のモチベーションが大幅に向上しました。

ケース2:「もっと引っ張らなければ」と空回りしていた部長

Tさん(50代・IT企業)の場合

「戦略性」「未来志向」「着想」が上位資質のTさんは、「リーダーはチームを引っ張るもの」という固定観念から、無理に前に出ようとして空回りしていました。

研修を通じて、自分の真の強みは「ビジョンを示すこと」「長期的な戦略を描くこと」だと気づいたのです。

「私は先頭に立って引っ張るより、方向性を示してメンバーの自主性を引き出す方が得意なんですね」

この気づき後、Tさんは無理に「カリスマ的リーダー」を演じることをやめ、自分らしいスタイルでチームを導くようになりました。結果、チーム全体の創造性が向上し、新しいアイデアが次々と生まれるようになったのです。

研修効果を数字で見ると驚きの結果

ギャラップ社の大規模調査(49,495ビジネスユニット対象)では、以下の結果が確認されています:

強みにフォーカスするマネージャーの下で働く従業員:67%がエンゲージメント向上
強みを無視するマネージャーの場合:わずか2%のみ向上

さらに、強みベースの対話を週1回実施するリーダーのチームでは、80%のエンゲージメント向上が確認されています。

組織レベルでも以下の改善が見られました:

  • 売上:10から19%増加

  • 利益:14から29%増加

  • 離職率:大幅な減少(組織により6から72%の改善)

リーダーシップ研修を成功させる3つのポイント

1. 「理想のリーダー像」を押し付けない

従来の研修では「こうあるべき」というリーダー像を提示することが多いですが、ストレングスファインダー®を使った研修では「あなたらしいリーダーシップとは何か」を見つけることに重点を置きます。

2. 具体的なエピソードで強みを確認する

「あなたの強みは○○です」と言われても、ピンとこない人が多いもの。過去の成功体験と資質を関連付けることで、「確かに自分はこういう時に力を発揮していた」という納得感が生まれます。

3. 継続的な実践とフィードバック

研修で気づきを得ても、日常業務で実践しなければ意味がありません。定期的な振り返りの機会を設けて、強みベースのリーダーシップが発揮できているかを確認しましょう。

よくある失敗パターンと対処法

失敗パターン1:診断結果のラベリング

「あの人は○○だから、こういう仕事は向いていない」といった決めつけが起こりがちです。

対処法:資質は「どのようにするか」のパターンであり、「何ができるか」を決めるものではないことを徹底して伝える。

失敗パターン2:一時的な盛り上がりで終わる

研修直後は効果が見えるものの、時間とともに元に戻ってしまうケース。

対処法:3から6ヶ月の継続フォロープログラムを必ず組み込む。

失敗パターン3:現場での実践が進まない

マネジメント層が研修内容を日常業務に活かしきれないケース。

対処法:具体的な実践方法を研修に組み込み、定期的な振り返りの場を設ける。

まとめ:「型にはめる研修」から「個性を活かす研修」へ

従来のリーダーシップ研修は「理想のリーダー像」に近づけることを目指していました。しかし、ストレングスファインダー®を活用した研修では「一人ひとりが自分らしいリーダーシップを発揮する」ことを目指します。

この違いは、研修効果に大きな差をもたらします。なぜなら、人は自分の強みを活かせる時に最も力を発揮するからです。

人事担当者の皆さんには、ぜひこの科学的根拠に基づいたアプローチを検討していただきたいと思います。きっと、今まで見たことのないようなリーダーたちの成長を目の当たりにできるはずです。

このコラムを書いたプロフェッショナル

知識茂雄

知識茂雄
ガイアモーレ株式会社提携講師(株式会社ハート・ラボ・ジャパン)

前職では半導体製造技術者として勤務しながらコーチングやアサーション研修の社内講師も務める。独立後、ストレングスファインダーを活用したチームビルディングやリーダーシップ研修を中心に提供。ストレングスファインダーのプロファイリングに定評がある。

前職では半導体製造技術者として勤務しながらコーチングやアサーション研修の社内講師も務める。独立後、ストレングスファインダーを活用したチームビルディングやリーダーシップ研修を中心に提供。ストレングスファインダーのプロファイリングに定評がある。

得意分野 キャリア開発、リーダーシップ、コーチング・ファシリテーション、チームビルディング、コミュニケーション
対応エリア 全国
所在地 熊本市
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