ストレングスファインダー(R)の資質を活かす順番や場面を意識
ストレングスファインダー(R)【クリフトンストレングス(R)】は、その人の思考のパターンを上位資質の組み合わせで表現します。
ストレングスファインダー(R)を活用する意味は、自分の思考パターンがどのように形成されているかを理解することにあります。
どんなことでもそうですが、ただ知るだけでは活用するには至りません。
自分なりの思考パターンを知った上でそれを自分なりにどううまくマネジメントしていくかを考えるのが大事です。
マネジメントの方向にも様々あると思いますが、一つ大事なのは資質を活かす“順番”を考えるということです。
あるいは資質を活かす“場面”を考えるということでもあります。
例えば「未来志向」が上位の場合は、未来を具体的にイメージできればできるほど今何を為すべきかが見えやすくなる感覚があると思います。
逆に言えば、今何をどうすれば良いかが見えにくくなっている時は未来にモヤが掛かっていて視界が曇っている時なのかもしれません。
今やるべきことに日々追われていてそれなりの充実感は感じていても、どこか満たされない何かがあるかもしれません。
もしこういう状態に陥ったならば、まずやるべきことはどんな未来が手に入れば良いのかを思い切り自由にイメージする時間を取ることだと思います。
一旦今の現状を切り離し、自由に未来を描いてみる。
そうすることで気持ちも上がってくるかもしれません。
そうやって未来を創造していくことにワクワクしつつ今何を為すべきかを考えてみる。
この順番で考えてみるということです。
もちろん現実的には今と未来はつながっているので、現在の延長上に理想の未来を描けない場合もあるかもしれません。
それはそれで今の何かを変えないといけないことを教えてくれているのだと思います。
いずれにしても「未来志向」の場合は未来と今を行ったり来たりしつつ、未来と今がつながっている実感を得ることが大事です。
今回は「未来志向」を例にとりましたが、それぞれの資質の特性をよく理解し、それをどういう順番で使っていけばよいのか、あるいはどんな場面でその思考パターンを使っていけばより効果的なのかを考えて意識的にマネジメントしていくことが大事です。
- キャリア開発
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- コーチング・ファシリテーション
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- コミュニケーション
ストレングスファインダーで変革を促す~対話と多様性を重視し、個々の強みを活かすことで組織全体の成長をサポート~
前職では半導体製造技術者として勤務しながらコーチングやアサーション研修の社内講師も務める。独立後、ストレングスファインダーを活用したチームビルディングやリーダーシップ研修を中心に提供。ストレングスファインダーのプロファイリングに定評がある。
知識茂雄(チシキシゲオ) ガイアモーレ株式会社提携講師 株式会社ハート・ラボ・ジャパン
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