社名に込めた想い~私にとっての松下電器(パナソニック)~
起業は、それ自体が大きな決断です。
次なる決断は、社名をつけることです。
「名は体を表す」と言いますが、名刺交換、ホームページなどで、社名はとても
大きな意味を持ちます。
相手に覚えていただく、親しみを感じてもらう、経営者の想いを伝える など。
たくさんの役割を、社名は担っているのです。
なぜ、私が「決断力」という名前で起業したのか?
それは、松下電器でのビジネス経験を基に付けました。
私にとっての松下電器とは。
本当の実力が問われる、厳しい会社でした。
「あなたは何ができるのですか?」
肩書きではない、本物の実力が問われる会社でした。
東大出てMBA取った人は、いわゆるエリートですよね。
ても、仕事がデキない人も居たのです。
40歳の時に仕えた上司がそういう人でした。私のワースト3の上司にカウントされています。
一方で、中卒の工場長や営業部長、関係会社の社長も複数居たのです。
製造現場でモノづくりに取り組みながらも、自ら学び、考え、人を指導する力量を身につけて。
人物、見識ともに、とても素晴らしい人でした。
私は、この人たちを心から尊敬しています。
私が最後に仕えた「本社の部長」は、高卒の女性でした。
18歳の時は、すっぴんでスニーカーはいて、工場の中を走り回っていたそうです。
20世紀は営業の事務員として過ごしましたが、本社プロジェクトで頭角を現すと 猛烈な
勢いで出世の階段を上ってゆきました。
この方の「聴く力」は本当に素晴らしく、この方との出会いは「私が松下電器で経験したベスト
10の幸せ」に入ります。
ビジネスにおいて大切なことは。
理論や理屈よりも、実際に経営成果を挙げることです。
リーダーとして、仕事の目的目標を掲げ、人を巻き込み、メンバーを動機づけして
達成する。
その基盤にあるものが「決断力」だと気付いたからです。
「松下電器」とは、私にとっては「厳しい鍛錬の場」でした。
幸之助の直轄部隊である「経理社員」としての責任をはたすべく。
権限を振り回すのではなく、現場で相手の懐に飛び込んで人を動かし、経営を改善し、成果を
挙げる。
工場勤務時代も、事業部時代も、それは変わりませんでした。
本社勤務であっても、常に事業部のことを考えて仕事をしていました。
28年間に大小合わせて85個のプロジェクトに取り組んだのも、私の一貫した「決断の軸」が
ブレなかったからです。
弊社の「決断力セミナー」は、理論理屈よりも、職場で実践する
ことを重視しております。
私が社名に込めた想いは、決断力が実際に役立つこと、それぞれの
持ち味を存分に発揮する組織やプロジェクトに育てることなのです。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- ロジカルシンキング・課題解決
現代社会は、仕事や人生のむずかしい決断を いろいろと抱える人が増えています。
「決断の軸」をしっかり持つことで、お悩みが解決できます。
「決断の軸」を打ち立てるお手伝いを通じて、ブレないビジネス上の決断、お客様が集まる会社、社員・スタッフが熱心に働き、メンタルダウンしない会社・職場づくり、後悔しない人生のお役に立ちます
高島 徹(タカシマ トオル) 株式会社決断力 代表
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所在地 | 守口市 |