無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

メンタル不調者の対応における管理職の課題

メンタル不調者の対応における管理職の課題

~管理職へのサポートの必要性~

 

“適切な業務ができていない部下をそのままにしている”
“メンタル疾患を抱えた部下やメンタル不調で復職した部下に対して過剰に配慮をしてしまう”
人事の皆さんはこのような管理職に頭を悩ませることはないでしょうか。

こういった状態を放置していると、周囲の負荷が増大することによる新たな体調不良者の出現、職場への不平不満や周囲のモチベーションの低下、当該社員も職場に居づらくなり症状の悪化に繋がるなど、職場全体のリスクが生じます。
また、本来適切な負荷をかけることで変化できたはずの部下のチャンスを奪うことにもなりかねません。

 

職場のリスクを軽減するためにも、管理職は部下に適切に業務を割り当てること、過剰な配慮とならないよう対応することが大切です。
管理職がその必要性を理解していない、やり方がわからない場合は、
“不調を抱える部下に対しても適切な業務を割り当てることが必要であることを伝える”、
“具体的な対応方法をレクチャーする”ことで改善が期待されます。

 

しかし、必要性や対応方法を理解しても、不調を抱える部下への対応ができない管理職が一定数存在します。
なぜなら、その背景には、管理職自身の課題が隠れていることがあるためです。

 

管理職自身の課題とは、(管理職本人の)過去の経験や環境、感情に関係するものです。
“実は自分自身が過去に同じようにメンタル不調になった”、“家族にメンタル不調者がいる”、“過去にメンタル不調の部下に対応してうまくいかなかった”、“自分が対応したことで部下が体調を崩してしまった”、“自死した同僚がいる”、などという経験をしてきた管理職は、対応することへの不安や恐れなどの感情があることが少なくありません。
そのため、マネジメントとして対応しなくてはならないことでも、管理職自身の課題を解決しないことには適切な対応が難しくなってしまうことがあるのです。

 

もし、“部下への対応が甘い”、“配慮が過剰過ぎる”と感じる管理職がいたら、まずは通常通り人事から管理職へ、適切に対応するように伝えていただくことが大切となります。
しかしその後も管理職の対応に変化が見られない場合は、一度心理の専門家へ繋げることをお勧めします。
管理職は自らの課題についてなかなか言えないことも多く、また、管理職自身が気づいていない場合もあります。
そのため、専門家と共に、管理職が言えなかった、自身が気づいていなかった(場合によっては受け入れたくなかった)、管理職自身の課題に向き合うことで、まずは管理職自身の課題を解決することが必要です。
その結果、部下に対して適切な対応がとれるようになることが期待できます。

メンタル不調者への対応は、対象者だけではなく、時に管理職へもじっくりと目を向けていく必要があるのです。

 

(シニアコラボレーター 永田 有希子)

  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • その他

公認心理師/臨床心理士/キャリアコンサルタント/CEAP(国際EAPコンサルタント)
【専門領域】産業精神保健、危機介入

医療機関や教育機関にカウンセラーとして従事。その後、EAP事業会社にて、人事・管理職・産業保健スタッフへのコンサルテーションや組織介入を中心に企業のメンタルヘルス支援に携わる。他、大学のハラスメント相談員、再就職支援会社のスーパーバイザー。

永田 有希子(ナガタ ユキコ) シニアコラボレータ―

永田 有希子
対応エリア 関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)
所在地 渋谷区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン