Pythonが二冠二連覇に(日経BP調査)
こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。
年末に嬉しいニュースを目にしました。毎年、日経クロステックが調査してるプログラミング言語の利用調査データが公開されました。
先に結果をお伝えしますが、今回も前回に続き、二冠となりました。何の二冠かというと、最も普及してる言語と、一番使われてる言語の二冠です。実は学生が使ってる言語でもダントツの一位なのですほんとうは三冠なのですが、それは置いておいて、二冠二連覇の背景を説明します。
Python二冠二連覇の理由
Pythonが最も利用されてるプログラミング言語になるのは理由があります。もちろん流行りのAIやビッグデータ、自動化で利用されてるからというのもあるのですが、データサイエンスやWEBでもよく使われており、特に最近ではPythonベースのフレームワークであるDjangoが、デジタル化に最適と言えこともあり、DXの隆盛に伴い、PythonベースのWEB求人もかなり伸びています。マイナビ転職のデータによるとこの5年で6倍に増えています。このようにPythonは広範囲で使われており、その一つ一つの市場もかなり大きなものであるので、広範囲に普及してます。
一方で、Pythonが強い、AI、機械学習、ビックデータ、データ分析、各種自動化にWEBも、今まさに拡大している市場であり、最も使われてる言語としても票を取りやすい状況です。三年前まではJavaが20年近く二冠だったのですが、今まさにPythonに切り替わり、今後かなり長く二冠が続くのではないかと言われています。
さらに今話題の2025年の崖の、レガシーシステムの代替もPythonで置き換える話も出ており、今後さらによく使われるようになると期待されています。
ここまで広範囲に使われると、今年の新人研修でもさらにPythonを活用する企業が増えるのではないかと予想してます。最初にPythonを学び、配属先に合わせて実務的な使い方を学ぶような研修シナリオが良いと思います。
今年の新人研修の内容をまだ決めていない方はPythonを検討して損はないと思いますよ。
Pythonを新人研修で使われる方はPythonお作法と言われるPythonicとPythonZENも教えるようにしてください。この日たつに軽く触れてから研修を進めると、理解度がちがうはずです。
また、研修の最後には理解度チェックとして、Python試験やデータ分析試験も活用ください。Pythonの基礎から学びたい方は学習の目標にPython基礎試験の受験をお勧めします。
経済産業省ガイドラインITSS、厚生労働省認定資格にもなっていますし、市販教材がもらえるキャンペーンも行っています。
資格の人気ランキングの上位にも入っており、受験者も多いです。
Python基礎試験に興味がある方は、添付ファイルをご覧ください。
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
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