Pythonの求人内訳でWebエンジニアが急増
こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。マイナビ転職の2024年1月14日の求人情報の集計結果を見てみると以下のようにWebエンジニアの求人がかなり多いことに気が付きます。
Python求人のうち最大数がWebエンジニアであることが言えます。求人数やその内訳は、求人サイトによってかなり差がありますので、その点は注意しなければなりません。マイナビ系のメディアは以前からPythonの情報を多く扱ってきたこともあり、Pythonの求人が多いのも事実です。一方で、どの求人サイトでもWebエンジニアの求人が多いこともあり、Webエンジニアの求人にPythonの要件が増えてくるとPython求人の内訳においてWebエンジニアが大きく増える傾向があります。今回もまさにその状態になっていると考えています。
5年ほど前はPython求人の内訳でWebエンジニアはその他に分類され全体の比率としては5%もない状態でした。5年が経ち、Webエンジニアの要件にPythonが多く入るようになったのは、Webシステムが他のシステムと連携したり、データを収集するためのシステムとしての活用が進んだからだと考えています。Webシステムは企業にとって最初にお客様がコンタクトする場所として確立されており、効果的にお問い合わせを実現するには今まで以上にマーケティングオートメーションを活用し、他のシステムとも連携し、可視化と効率化を図る必要があるため、この傾向は当面の間続くことが予想されています。それ故に正社員のPythonができるWebエンジニアの求人が増えたのだとも言えます。
人事部の皆様には、是非、Pythonの求人の要件にPython実践試験に合格されている方を一つの基準としてお考えいただきたいです。その理由はPython実践試験は仕事でPythonを使う上で重要な仕様やライブラリーを問う試験であり、Pythonエンジニアとしてはここまでを抑えてほしいを問う試験として設計されているからです。
興味がある方はPython実践試験の資料を公開していますので、是非そちらもご覧ください。
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 江東区 |